幼児教育
幼児期は、まだ抽象的なものを考えることが難しい時期です。難しい論理パズルなどを行うことは、早いといえるでしょう。
ここで大切にしておきたいことは、子どもが不思議に思うことを聞き流さず、共感してあげることです。もし間違ったことを言ったとしても、子どもの意見を否定するのではなく、考えを受け入れた後で違う提案をしてみたり、図鑑で一緒に調べるのもよいでしょう。
こうすることで、子どもが身の回りの事象に興味を持ち、調べることが身に付きます。好奇心や知識量が付くだけではなく、発想力も育みます。自発的に考えることの楽しさを伝えることで、考える力が身につくでしょう。
漢字がまだ読めないので、将棋は難しいですが、動物をモチーフにした動物将棋は、5歳ほどであれば理解できるので、そちらもです。
ゲーム
子どもに思考力が育つゲームをご紹介します。
アルゴ
学研ステイフルで発売されたゲームです。簡単な数字あてゲームですが、「A=B=C」のような論理的思考を育つのに役立ちます。大人がやトライしても楽しいので、家族で取り組むのもです。
数字の概念がわかるようになる、小学生くらいから行うのがよいでしょう。
思ったよりは簡単な数字当てゲーム。
気軽にできるとこが気に入っています。
考える力がつく本
思考力は、使うほど脳に身に付きます。大人も例外ではありません。今からでも遅くないので、大人も上記の「数独」や「アルゴ」のような論理パズルに挑戦して、思考力を育てましょう。
日常生活では、疑う力を養うことがです。なんでも闇雲に疑うという意味ではなく、的確に疑うということです。例えば、1つの意見を聞いたら、それとは反対の意見と根拠も参考にしてみるということから始まります。何においても包括的に物事を考えることを習慣づけましょう。
また脳に栄養を行き渡らせるために、適度な運動を心がけましょう。運動は血流をアップさせて、栄養を体中に行き渡らせるのに役立ちます。日頃から軽い運動を習慣づけるとよいでしょう。
下記では、大人に思考力を鍛えるための本をご紹介しています。
論理的思考力を鍛える33の思考実験
上智大学理工学部教授である、北村良子氏によって書かれた本です。わかりやすい文章で、多角的に物事を見る大切さを教えてくれます。
思考実験は、かの天才アインシュタインが得意としていたと言われています。アインシュタインレベルではなくとも、情報に振り回されず自分なりの結論を導くことは、間違いなくこの先の人生に役立つことでしょう。
この他にも「論理的思考力が6時間で身に付く本」などが出版されており、こちらは薄い冊子のようで文字が大きく、読みやすいのでです。繰り返し読んでみても良いでしょう。
移動の合間に、頭を休めながらの脳トレに良いと思います。
大きくて見やすい数独
二コリ出版から発行された数独のドリルです。数独は、論理的思考力を高めるのにです。こちらのドリルの良いところは、文字が大きく、解きやすいところです。こちらは初級編なので、子どもから大人まで誰もが楽しんで解けるでしょう。
中級編、上級編も出版されていますので、初級編に慣れたらそちらもです。上級まで解けるようになったころには、かなり考える力がついているでしょう。文字が大きいので、お孫さんから、お祖父ちゃんお祖母ちゃんへのプレゼントとしてもよいでしょう。
私より家内がはまってしまい。熱を入れてやっています。やや文字が大きすぎる。
考える力がない人の傾向
ここからは考える力がない人にしばしば見られる特徴をご紹介します。考える力がないと、私たちの日常にどう影響するかを挙げてみましたので、見ていきましょう。
受け身である
考える力がない人の特徴は、受け身であることと言えるでしょう。与えらえた情報をそのまま鵜呑みにして、信じてしまうということです。
例えば、買い物のシーンでは「テレビで良いと紹介されていたから」「あの有名人が使っているから」だけの理由で判断してしまうことが挙げられます。一つのことだけを妄信してしまうことは、詐欺に遭う、騙されてしまうなどの危険性をはらんでいます。
それ以外にも、他の視点から考えてみる、他の意見を聞いてみるなどをして、リスクを分散させましょう。
初回公開日:2018年03月23日
記載されている内容は2018年03月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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