アニマルコミュニケーションを知っていますか?
アニマルコミュニケーションという言葉を聞いて、なんとなく「動物とコミュニケーションする人」、そんなイメージを抱きます。テレビの動物を扱った番組では、動物と会話する女性が出演し、ペットの動物が何を欲しているのかを読み取るコーナーがです。
勘違いされがちなのが、ペットサイン(カーミングシグナル)とは別のものだと言うことです。「○○であって欲しい」というのは人間側のエゴで、アニマルコミュニケーションを行うなら、いかなる状況でも「中立・公平」でなければなりません。
それでは、アニマルコミュニケーションを行うことができるのは、特殊な能力の持ち主だけなのでしょうか。
具体的にはなにするの?なにが出来るの?
向いている人はどんな人?
アニマルコミュニケーションを行う上で一番重要なのは、当然、動物、生き物全般が好きなことです。動物は、テレパシーやオーラなどを感じながら日々生活しています。動物を思いやる気持ち、心を持っていることも大切です。
ペットの動物たちは、飼い主の言葉や表情を理解しようとジッと見つめ返してきます。首をかしげるのは、飼い主の声を良く聞くため、ジッと見るのは顔色を見るためです。人には見えないものを見ている、という専門家もいます。その気持ちを「感じ取りたい」と強く思える人が、アニマルコミュニケーターに向いています。
アニマルコミュニケーションの講座の選び方
アニマルコミュニケーターになるためには、それなりの期間が必要で、講座を受講する必要があります。独学では限界があり、無理があります。
アニマルコミュニケーターの先生がいて、講座を開いているケースがほとんどです。アニマルコミュニケーションの世界で有名な先生、自分自身が飼っているペットがお世話になった先生、インターネットでみつけたサイトの内容が気に入ったなど、講座の探し方はさまざまです。保護猫のシェルターから紹介された人もいます。
講座を受けるため、通学が必要な場合もあります。もちろん、全日制の学校などとは違い、週末や週に1日など、「お稽古事」のレベルです。通学が難しい場合、通信やスカイプなどに対応している講座もあります。
アニマルコミュニケーションに関してのサイトはたくさんあります。実際に自分で調べてみて、内容や金額、講座が開かれている場所、自分の好みにあった講座を見つけましょう。
アニマルコミュニケーションのやり方・方法
アニマルコミュニケーションのやり方は、具体的にはどのように行うのでしょう。動物の種類もさまざまで、犬や猫だけではありません。最近のペットは、カワウソやフェレットなど、今まで飼うことのなかった動物もいます。
アニマルコミュニケーションは、動物の種類によって変化するのでしょうか。結論から言ってしまえば、動物によってアニマルコミュニケーションのやり方は変わりません。種類よりも個体差です。動物にもさまざまな個性、性格があるからです。
本来は「みんなが」アニマルコミュニケーター
子どもはみんなアニマルコミュニケーションが得意です。邪念なく、動物のことを思い、心配し、心に語りかけるからです。そして、成長していく過程で、そのやり方を忘れていきます。それは、大人が「動物とはお話できない」のが「普通」だと教えるからです。
アニマルコミュニケーションを習得しようとする時、「子どものように無邪気に」がキーワードです。上達への近道は「素直に感じる心」です。
講座によっては、アロマオイルやダウジングに使う「振り子」を使うケースもあります。アニマルコミュニケーションは特殊な能力ではなため、早い人では1日4時間ほどのセミナーを受講しただけで、自宅のペットと「繋がり」ができ、気持ちが分かるようになります。
具体的なアニマルコミュニケーションのやり方とは
ペットを飼っている人なら、ペットの行動を観察しているはずです。アニマルコミュニケーションの第一歩は「観察」です。そして、人間ではなく動物に感覚のチャンネルを合わせることです。まずは、自分自身をコントロールすることから始めましょう。
・自分自身をコントロールする術を学ぶ(メディテーションや呼吸法など)
・アニマルコミュニケーターに必要な基礎、マナーを学ぶ
・動物が生態や行動、生理機能などの基礎知識を学ぶ
・感性を研ぎ澄まし、色々な視点から動物を観察する力を養う
・アニマルヒーリングを学び、より動物と心を通わせるようになる
スタート時期が同じでも、終了する時期は同じではありません。少しずつ積み重ねて基礎から身につけていけば、必要以上に難しく感じることはありません。人それぞれが持っている能力が目覚める時期の違いです。
アニマルコミュニケーションの練習方法
アニマルコミュニケーションに興味を持ち、自分のペットと繋がりたい、動物の気持ちを知りたいと思い、講座やセミナーを受講する多くの人が「霊感がないので自信がない」「私にできるのか」という不安を抱いています。アニマルコミュニケーションに、霊感は関係ありません。アニマルコミュニケーターは霊能者とも違います。特殊能力は必要ではありません。
本来、人が持っている能力を引き出します。なかなか上達しないのは、思い込みが邪魔しているからです。それを取り除く練習が必要です。無意識に「動物は○○と思っているに違いない」「きっと○○のはずだ」という思い込みは、純粋なアニマルコミュニケーションの妨げになります。
スキルアップはどうするの?
ある一定の期間、講座やセミナーを受講し、アニマルコミュニケーションが可能になったとしても、定期的にスキルアップをする人もいます。マンツーマンで指導してくれる責任感のある先生に巡り会えるかどうかは、とても重要です。
アニマルコミュニケーションを自分のペットの気持ちを知るためだけに使いたいのか、仕事として行っていきたいのかで、その後の選択は変わります。
仕事としてアニマルコミュニケーションを行いたいなら、「この人にアニマルコミュニケーションをしてもらいたい」と、思われなくてはいけません。きちんと「稼げる」プロになるための講座を受講するのも方法のひとつです。
アニマルコミュニケーションの体験談
最初は懐疑的な飼い主も、一度アニマルコミュニケーションを受けると感動します。それは、ペットの感情を確認するような作業です。「ああ、やっぱりそうだった」と気づき、安心する飼い主もいます。
初回公開日:2018年03月21日
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