どん底から這い上がる経験はありますか?
人生において、どん底を這い上がる経験をしたことはありますか。もうこれ以上落ちるところはないと思ったときに、人はどのようにそのどん底から這い上がるのでしょうか。
本記事ではどん底から這い上がる方法について、さまざまな書籍や名言を用いてご紹介しています。また、仕事や恋愛などさまざまな状況におけるどん底から這い上がる方法をお伝えしています。ぜひ参考になさってください。
どん底から這い上がる方法
人はどん底というものに落ちたとき、どのようにしてそのどん底から這い上がるのでしょうか。すべての人に同じパターンが当てはまるとは限りませんが、以下のような精神状態を経て、人はどん底から這い上がることができるでしょう。
どん底を味わい尽くす
どのような状況においても、どん底から這い上がるためにはどん底を味わい尽くすことが必要です。
もう苦しくて辛くてどうにもならない状況なのに、プライドの高さから大丈夫なフリをしていたり、精神状態は壮絶にも関わらず、笑顔でふるまったりしていませんか。自分の外側と内側のバランスが取れていないと、どん底を味わうどころか、精神崩壊してしまうことにもなりかねません。
どん底から這い上がることを望むならば、まずはどん底の苦しさを味わい尽くすことが大切です。それは、自分にとってはみじめで恥ずかしくて真正面から見たくない自分でしょう。しかしそんな自分を正面から見つめないことには、どん底から這い上がるためのスタートラインにすらつくことはできません。
どん底にあきる
どん底にいる自分をしっかりと見つめるという、高いハードルを越えることができるとあとは簡単です。どん底にいる自分に向き合うとは、つまりどん底の自分を受け入れるということであり、どん底の自分にOKを出すということです。
そうすると、だんだんとどん底の苦しさが日常になってきて、「どん底に飽きる」という状況が訪れます。そうすればもはや這い上がったも同然でしょう。
前を向くしかなくなる
どん底にあきるという状況を迎えると、最終的には前を向くしかない、ということが分かります。苦しくても辛くても、明日は必ず訪れてしまいます。そして、その明日を苦しい気持ちで迎えるのか、前向きな気持ちでむかえるのかは、すべて自分の心が決めることです。
今まで味わったことがないような窮地やどん底に落ちても、そんな自分に正面から向き合うことで必ず前を向ける日がやってくることを忘れないでください。これが、どん底から這い上がるための基本的な方法と言えるでしょう。
どん底から這い上がるために名言
「今日という日は残りの人生の最初の一日」
この言葉をお聞きになったことはありますか。1999年のアメリカの映画、「アメリカン・ビューティー」の中の有名な一説です。
この言葉どおり、今日とは流れる中にある一日ではなく、人生の中でのかけがえのない一日です。その貴重な一日を、昨日と同じ一日だと思って生きるか、前向きに生きるかでその後の人生は大きく変わってくるでしょう。
どんな自分にも向き合うことで、自分に与えられた一日をかけがえのない一日として過ごしてみるといいのではないでしょうか。
どん底から這い上がるために小説
「風と共に去りぬ」は誰もが耳にしたことのあるタイトルでしょう。小説としても出版されていますし、過去に映画化もされています。日本でも何度もテレビで放映されました。
主人公のスカーレット・オハラが裕福な子ども時代から、波乱万丈な恋愛を経て、南北戦争を経験し、そして力強く生きていく様を描いています。どんなに人生のどん底に突き落とされようとも、前を向いて力強く生き、人生のどん底から這い上がる強いパワーについて教えてくれる小説です。
あまりにも有名な話。スカーレットの生命力がタラの大地のようにみなぎり
あふれている。元気の無い時に読み返しては夢中になっている。
状況別どん底から這い上がる方法
続いて、状況別にどん底から這い上がる方法についてご紹介しましょう。どの状況においても、どん底に落ちている自分と向き合って自分のことを受け入れさえすれば、這い上がったも同然ですが、そのどん底な状況をそもそもどうとらえるかについても合わせて解説します。
借金
お金の問題は、多くの人に一度は訪れるのではないでしょうか。しかしお金についてをどうとらえるかについては、本当に人それぞれです。お金がありあまるほどあるにも関わらず、常にお金がなくなる不安を感じている人もいれば、まったくお金がないその日暮らしにも関わらず、自分がこれからも生きていけることを確信している人もいるでしょう。
特に、お金について不安に感じる傾向が強い人にとって、借金は絶対にしたくないことでしょう。しかし、借金をしても楽観して生きている人もいます。借金をすることは、お金の循環を生み出すことであり、良しとする人さえいます。この違いは何なのでしょうか。
お金に力を奪われている
お金に対して不安がある人は、常にお金に対して力を奪われていることがわかります。自分がどう生きたいか、どう暮らしたいかよりも、お金がどのくらいあるからこの程度の生活が無難だ、というような尺度で人生を決定しています。
一方、お金に力を奪われていない人は、自分の生きる目的や楽しみたいことを軸にして、それに対してどのくらいのお金がいるのか、という尺度で生きています。
少し極端な例ではありますが、自分が生きていく目的のためには、借金をすることもあるでしょう。また、不本意な借金であってもすべて自分が選択したことであれば、それが自分の人生でしょう。そう考えることができるようになったときに、借金によって落ちたどん底は、どん底ではなくなっているはずです。
失恋
初回公開日:2018年04月10日
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