毎日の生活で時々立ち止まって考えるとき、こんなふうに考えられるんだ、という視点の多様さを教えてもらった気がします。これからの自分の変化を楽しみにしてくれる一冊でした。
読書で頭の回転を速くする方法
ではさらに具体的に頭の回転を速くする方法についてご紹介します。幾つもその方法論はあるようですが、ここでは読書をテーマにして抜粋し掲載しました。
頭の回転を速くする方法①速読
頭の回転を速くする方法の一つとして「速読」はです。人間は感覚器官を通して、外界の情報を処理します。視力の効果もその一つで、眼球運動によって眼筋をきたえ視野を広げることが、頭の回転を速くする働きとも影響があるとされています。
1日が27時間になる! 速読ドリル 短期集中編
また速読をマスターすることによって、情報処理能力も向上し、人一倍の情報量がインプットできます。まさに頭の回転を敏速にさせるトレーニングにはうってつけな方法です。
小学校時代を思い出させる懐かしいドリル形式。「速読」の正しいイメージの導入から、視野拡大、認識力向上、アウトプットトレーニングと速読に必要な能力アップにつながるトレーニングをカバーしている。
頭の回転を速くする方法②音読
実は日本人の教育には音読が昔から採用され実践され続けています。子供の頃に本を音読させる習慣や、授業の中でも必ずあったはずです。音読は無駄な作業ではないことが明らかになっています。
脳を鍛える大人の音読ドリル
ちなみに、シュリーマンは18カ国の言語を操ったとされています。その習得過程の中では徹底した音読を課して続けたそうです。その声がうるさいことが理由で下宿先を追い出される羽目にもあっています。また、空海も音読の修行をしていたとされています。現代人の中で、音読を推奨している人は東大生のほとんどだとされています。
単なる音読が脳に効くのかとおもいきや、意外に効果ありかも。ありかりかも。高齢者は小さな文字が苦手だけど、これはまたほどよく大きい活字。前頭葉を鍛えよう!
会話での頭の回転を速くする方法
頭の回転を速くする方法は、他にもいくつかあります。その一つが「会話」による向上法です。まず頭の回転が速い状態は、生まれつきではないということを理解しましょう。本来は長い時間を繰り返して、頭を鍛えてきたことによるからです。
中でも会話を誰かと交わすシーンでこそ、あらゆる側面から脳をフルに発揮させる意味があり、頭の中では無意識に回転しているということです。
会話とは論理的思考
会話とは相手の発言を理解して、それに対する自分の考えを整理して返事をする一連の作業を繰り返します。案外とわかっているつもりになっていても、中には会話が一方通行だったり、自意識過剰な人がいるのは、この一連の流れを踏んでいないという証拠です。自分の考えばかり押し通す威圧的な人は、会話能力どころか頭の回転が悪いタイプに目立ちます。
会話を通じて自然と自分の考えを論理的に捉えて、相手に納得してもらうのが目標です。そのためには、必ず相手の話を理解する「傾聴」の重要さを知らなければなりません。
常にレスポンスが求められる
メールやLINE、手紙での文章なら考えた後で返事ができます。しかし会話はその場で聞き、判断して返す「リアルタイムな対応」が求められます。会話は脳内へ適度な刺激を与えることができ、敏速な対応を養うトレーニングになります。
頭も筋肉と似ていて鍛えることで強くなっていきます。しかも年齢に関係なく続けることができて、ますますスピードは速くなっていきます。
アプリを使って頭の回転を速くする方法
頭の回転を速くする方法は、最近ではスマホやパソコン上でのアプリによっても鍛えることが可能です。しかもアプリなら、勉強や訓練という意識をしないまま、まるでゲーム感覚になったつもりで取り組め、自然と頭をフルに使っているという効果が期待できます。
本を読んだり、誰かと会話をする習慣を続けながらも、時折、気分転換にアプリを駆使して頭の回転を速くする方法も取り入れてみてはいかがでしょうか。
頭の回転を速くする方法に食べ物
初回公開日:2018年05月02日
記載されている内容は2018年05月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。