彼女が気を遣う場合は、「嫌われたくない」という気持ちが強く働いていることがあります。嫌われないようにと気を遣いすぎて言いたいことも言わず、遠慮してしまう女性は多くいます。そんな気を遣う彼女に対しては、まずどんな自分でも好きでいてくれるという安心感を持たせてあげることが大切です。
喜んでもらえることをしたいアピールを
例えば「今日は何食べに行く?どこに行きたい?」などの問いかけに対しても「〇〇が食べたいものでいい」「〇〇が行きたいとこでいい」と全て受け身の彼女は、自分の食べたいものや行きたい場所が相手にとって食べたいものでなかったら、行きたい場所ではなかったらと考え、なかなか自分の意見を言えなくなってしまいます。
そんな場合「自分の食べたいものや行きたい場所に行くより、〇〇の食べたいものや行きたい場所に行きたいんだ」と何より彼女の喜ぶ姿が見たいことを伝えてみてはどうでしょう。
彼氏の求めているものは自分が喜ぶことという安心が持てれば、「嫌われたくない」という不安から解消してあげるきっかけになります。
気を遣う友達
気を遣う友達に対して「なんでいつも気を遣うの?」と問いただしてしまえば余計気を遣わせてしまいます。「友達なんだからいちいち気を遣わないで」とイライラしてしまうこともありますが、気を遣わないでと言われてしまえば、相手は気を遣わないようにしないととかえって気を遣ってしまいます。
気を遣われることを受け入れる
そんな気を遣う友達と付き合っていくには、相手が気を遣っていることにあまり敏感に反応することをやめてみてはどうでしょう。気を遣ってるんだなと感じてもあまりそこには触れず気を遣わせてあげましょう。
気を遣われていることを気にしてしまえば、自分もまた相手に気を遣ってしまってなかなか距離を縮めることはできません。気を遣われることを受け入れてしまえば、気を遣う行動や言動は基本的にあなたに対しての配慮からの行動ですので、決して不快なものではありません。
自分に対して気を遣われていると思えば気にもなってしまいますが、もともと気を遣う性格の持ち主と受け入れてしまえば、相手の気を遣った行動や言動もあまり気にならなくなります。
気を遣う親
親が自分に対して気を遣っていると感じる場合、親御さんも成長の過程でどう接していけばと戸惑っていることもあります。どんどん成長していく子供に対していつまでも幼いころのように扱われても、それはそれでうっとうしくなってしまいます。
親の気を遣った態度が逆にイライラしたり、親子なんだからそんなに気を遣う必要はないと感じた場合は、ストレートに「そんなに気を遣わないで」と伝えてみてはどうでしょう。親御さんとしては大切だからこそ気を遣ってしまうこともあります。
ストレートに伝えることで、自分の気を遣った行動はかえって子供にとってストレスになっているということに気付くこともあります。
気を遣う彼氏
彼氏が気を遣う場合も、先にあげた彼女と同じく嫌われたくないといった相手の愛情に対しての不安から気を遣ってしまっていることもあります。
そんな彼氏の気を遣う行動に、イライラしたりストレスが溜まって不快な態度を取ってしまえば彼氏はなお不安になり、余計気を遣うようになってしまいます。
彼氏の場合もまずは愛されているという自信を持たせてあげることが大切です。彼氏に気を遣わせたくない場合は、まずたっぷり愛情表現をして彼氏に愛されている自信を持たせましょう。人は自信がないと不安になり失うことの恐れから、気を遣ってしまうことも多くあります。
彼氏が愛されている自信を持つことができれば、気を遣うこともなくなってくるでしょう。しかしあまりにも自信を持たせてしまうと、調子に乗って全く気を遣わなくなってしまうということもあるので、適度に自信を持たせてあげることが大切です。
気を遣う夫
毎日生活を共にしている夫が妻に対していつも気を遣う場合も、妻にとってはかえってストレスになってしまうこともあります。人は身近になるほどだんだん気を遣わずに接することができるようになるのにいつまでも気を遣う夫の場合は、妻側に気を遣わせる要素がある場合もあります。
直ぐに不機嫌になる、直ぐに落ち込むなどちょっとしたことで感情の起伏がはげしい妻の性格を、逆によく知っているからこそ気を遣ってしまう夫もいます。ちょっとした言い方の違いで直ぐに腹を立てたり、直ぐに落ち込んでしまう妻に対しては、不機嫌にならないように落ち込ませないようにと気を遣って、言葉を選んでしまいます。
もし夫が自分に対して気を遣うと感じる場合は、ちょっと自分の言動を振り返ってみるといいでしょう。夫婦なんだから何でも言い合える仲になりたいと思った時は、なんでも受け入れる体制をまずは作ってあげることが大切です。
気を遣うのに疲れた時の対処法
ここまで気を遣う人に対して受け身側の立場から色々探ってきましたが、次は気を遣う側の立場で考えてみましょう。先にも紹介しましたが気を遣う人というのは、常に周囲の人やその場の雰囲気にアンテナを張って、敏感に変化を読み取ろうとしてしまいます。
鈍感であまり周囲の変化に気付けない人はスルーしてしまうことでも、敏感に気付いてしまい対処していこうと頑張りすぎてしまうので、気を遣う人はストレスもたまりやすく、気を遣うことに疲れてしまうこともあります。
疲れるくらいなら気を遣わなければと思う方もいるでしょうが、とても洞察力に長けているので、気付くことも多くそこから不安が生まれることも多いので気を遣わないようにとおもっても、つい気を遣ってしまいます。
しかし気を遣ってばかりでは当然ストレスもたまり疲れも出てしまいます。そんな時は自分の気を遣った行動でのデメリットを考えてみましょう。
相手にも気を遣わせてしまう
初対面の方や関係の浅い方に対しては、相手のことを配慮して気を遣うことでうまくいくこともたくさんあります。しかし相手が関係を親密にしたい、もっと仲良くなりたいと考えていれば、気を遣われることはどこかよそよそしく感じてしまうこともあります。
気を遣った行動や言動をよそよそしく感じてしまえば、相手もまた距離を取ってしまいます。距離の縮まらない人に対しては相手もまた気を遣ってしまいます。良かれとおもって気を遣っていたことが、実は相手に気を遣わせてしまい、中を深める妨げになってしまうこともあります。
気が利く
気を遣ういうことは相手に不快な思いをさせないように配慮する行動が多くなりますが、それは自分が嫌われないための防御のひとつとも取れます。そんな気を遣う行動を、気が利く行動に絞ってみてはどうでしょう。
気を遣うというのは自分発信ですが、気が利くというのは受け取り方の気持ちです。気を遣うことが全て気が利くことになっているとは限りません。相手に合わせることや相手の顔色を伺って自分を出さないことは気を遣ってはいますが気が利く行動とは言えません。
もともと気を遣う人はとても洞察力に長けているので、相手に有難い、助かるとおもってもらえる気が利く行動を見つけるのはそんなに難しいことではありません。相手に気が利くと感謝されれば、気を遣うことへの疲れも軽減していきます。
気を配る
初回公開日:2018年04月06日
記載されている内容は2018年04月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。