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【状況別】だらける方法・幸せなのか・心理|仕事/一人暮らし

カテゴリ:自己啓発

更新日:2024年10月01日

だらけるとはどういうこと?

毎日のようにお仕事や家事、勉強にいそしんでいる皆さん、お疲れ様です。毎日忙しく、かつ勤勉に過ごしている皆さんでも、時折やっていることを放り出してだらける、なんてことはありませんか。おそらく、実際にだらけるということをやってみたという方も多いのではないでしょうか。

しかし、この「だらける」という行動ですが、世間ではあまり良いイメージでいわれることはありません。特に日本人は世界的に見ても勤勉とよくいわれるほどに真面目で努力を惜しまない気質のため、逆にこのようなだらける人間を「怠け者」というようにレッテル張りし、白い目で見るということも少なくありません。

そもそも、「だらける」というのはどういうことなのでしょうか。そして、だらけることははたして悪いことしかないのか、気になる方も多いでしょう。今回はだらけることの意味や、だらけるための方法やメリットについて見ていきましょう。

「だらける」の意味とは?

聞いたことのある方も少なくない「だらける」という言葉ですが、辞書にはどのように載っているのでしょうか。その意味は下記のように、やるべきことをやろうとしないで怠けたり、あるいは生活態度などがだらしない状態であるために、意志を持って行動していなかったりするさまを指します。

例としては、子供が夏休み中に宿題や外で運動をするということがなく、冷房の効いた部屋で昼間からごろごろしていたり、またやるべき仕事に集中することなく、ボールペンをいじったりネットサーフィンに興じていたりするような状態を表しています。

Blockquote firstBlockquote second

①気持ちがゆるんで体や心にしまりがなくなる。だれる。
② だらしなくなる。しどけなくなる。
③おこたる。なまける。

だらけるのと休むのとの違いとは?

「だらける」と似た状態として「休む」というものもあります。たしかに仕事や家事などやるべきことから離れてのんびりしているさまは一見すると両方とも同じように見えるでしょう。この2つの言葉に違いというのはないのでしょうか。

実は1つだけはっきりした違いがあります。それは「計画的に手を抜いているかどうか」という点です。この点では「だらける」の方が無計画かつ気分的に手を抜いている状態で、一方の「休む」は計画的に、かつちゃんとした意志をもって手を抜いている状態を指します。

より専門的な言い方をするならば、「休む」の方がはるかに戦略的だということです。つまり、その時点での状態でそのまま作業を続けることで、現段階で取り組んでいることの効率が悪くなるような場合に、効率をよくするために手を抜くのが「休む」という行動といえます。

これに対して「だらける」の場合は、そこまで考えずに惰性で手を抜くことです。

仕事でだらける方法

仕事も手を抜くとクライアントや同僚に迷惑をかけるだけでなく、利益を損なうということにもなりかねません。先ほども見たように日本人は特に真面目で勤勉な気質であるためか、「だらける」ということに対して非常にネガティブなイメージを持っています。

といっても、常に緊張した状態が続いていては、体や心のどこかで不調をきたし、仕事のモチベーションまで下がって、成果にも悪い影響を与える場合もあります。そこで、仕事中に上手にだらける、つまり手を抜くための方法を知っておくことが大切です。

そもそもだらけたいと感じるのは、現在取り組んでいることが重荷に感じられたり、なかなか進まないことにいらだちを感じたりするためです。だからこそ、いったん手を止めて気分転換することが大切です。ただし、その気分転換の間はやっている作業のことは一切考えないようにします。そうすることで脳内のスイッチの切り替えがうまくいきます。

だらけることにはどのようなメリットが?

仕事中にだらけることには実は多くのメリットがあります。まず、現在の作業の中で必要な情報を整理することにつながるという点です。これは、あえて手を止めることで一度作業を完了させるための情報のインプットを止め、それによって脳の方が必要な情報をふるいにかけるという作業に入るためです。こうすることで必要な情報の氾濫を防ぐことにつながります。

また、集中力や創造力のアップにつながるというメリットもあります。こちらについても現在取り組んでいる作業から一度離れてみることで、頭や心に余裕が生まれ、それを通じて作業をこなすための新しい方法や切り口を思いつくことができるようになるためです。逆にいえば、頭がパンク状態の時には余裕がなさすぎて、かえって作業の妨げになるといえます。

状況別だらける方法

一言で「だらける」といっても、その人のおかれた状況によってそのための手段はさまざまです。ここでは、だらける状況をいくつか取り上げ、その状況ごとにうまくだらける方法について見ていきましょう。

一人暮らししている方の場合

読者の方の中には一人暮らしをしている方も多いのではないでしょうか。たしかに一人暮らしという環境自体は、一緒に住んでいる人が他にはいないため、誰にも邪魔されることなく、何をやろうにも自由です。だからこそ、その気になればだらけることはいくらでもできます。

しかし、いくら自由だからといってもずっとだらけてばかりいると逆効果です。あまり調子に乗りすぎると食生活などの生活習慣が不規則になり、結果として心身に不調をきたしてしまうでしょう。しかも、他に誰もいないからこそ注意してくれる人もいません。

そのため、だらけるにしても日付(あるいは曜日)や時間などを決めておくことが大切です。例えば、週に1度、日曜日の午後の2時から5時の間に意識的にだらけてみることで、散漫なだらけに比べると心身にメリハリを保った状態できちんと休めることができます。

子育ての合間に

毎日のように育児をするお母さんも、たまには手を抜かないとストレスが溜まって、肉体的にも精神的にも参ってしまいます。そのためにはどのように手を抜けばよいのでしょうか。

ポイントは子供がぐっすりと寝ている時間帯です。特に赤ちゃんは1日に16時間にわたって寝るため、その間は手がかかることなく体を休めることができます。

とはいえ、育児をしているお母さんの中には家事も一緒にやらなければいけないという方も非常に多いでしょう。そのような場合は家事についてはなるべく1日の早い時間帯に片づけるようにすること、そしてなるべく洗濯機や食器洗い機、自動掃除機といった機械の力を活用するとよいでしょう。こうすることでだらける時間の確保も可能になります。

生理前の時期に

初回公開日:2018年04月10日

記載されている内容は2018年04月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。