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【男女別】自立心が強い人と弱い人の特徴の違い・鍛える方法

カテゴリ:自己啓発

更新日:2024年10月19日

自立心とは

自立心について、みなさんどのようなイメージをお持ちでしょうか。自立心とは、他の人に頼らず自分の力でさまざまな物事に取り組んでいくことです。

ですが、他の力なくして自立することはできません。他者との関わりを通して、自分という存在を認め、主体性を持って行動する力を身につける必要があります。

自立心というと、どんなことでも1人で取り組むことができ、どんな問題も1人で解決することができる力とも思われがちですが、人と人との間にいることで発揮され必要とされる力なので、周囲の人との関係もうまく構築していくことが大切です。

男女別自立心が強い人と弱い人の特徴の違い

自立心が強い人、弱い人にはどのような特徴があるのでしょうか。

今回は、男女別にそれぞれの特徴をご紹介します。

心理学

心理学の面から自立心を考えてみましょう。自立とは、幼少期に他者との関係で自分自身が傷ついた出来事から始まっており、その傷の大きさから自分の弱さや甘えの部分を嫌い、より強く生きていこうと決意し生きていくようになることです。

したがって、人に頼りたい自分や人に迷惑をかけてしまう自分を嫌えば嫌うほどすべてを自分ひとりで解決しようとし、自立心は高まっていきます。

このように自立の背景には幼少期の出来事が隠されてはいますが、自立している人間だからこそ社会の中で成功を収めることや、いろいろなことに強さを持って取り組むことができます。ですが反対に、自立心が強すぎると周囲の人へ頼ることができずに孤立状態に陥ってしまうことや、ストレスを抱え込んでしまうことがあります。

男性の自立心が強い人弱い人の特徴

男性の自立心が強い人の特徴は、とにかくプライドが高いという点があります。どんなことでも自分の考えが正しいと思いがちで、周囲の意見に耳を貸すことはありません。よって、好意による助言や指摘に対しても嫌悪感を抱いてしまうことが多くあります。

男性の自立心が弱い人の特徴は、他の人の意見や態度に動かされてばかりという特徴があります。自分の考えをしっかりと持っていないため周囲の目を気にすることが多く、他の人の意見はすぐ受け入れるというスタンスなので、その時々で対応が変わるタイプです。

女性の自立心が強い人弱い人の特徴

女性の自立心が強い人の特徴は、仕事とプライベートをきっちり分け、それぞれの時間を大切にどちらもしっかりと自分らしく時間を使うことを好みます。よって、誰かに誘われて何かをするといったことよりも自発的に取り組むことが好きで、1人でランチなども問題なくこなせます。

女性の自立心が弱い人の特徴は、何かあるとすぐに周囲の人へ意見や助けを求めることや、落ち込むことがあった時はなかなか気持ちを切り替えることができないという部分があります。どこへ行くにしても何をやるにしても誰かが一緒という状態でないと不安であり、持ち物や服装もお手本にする人がいる場合もあります。

自立心との上手な付き合い方

自立心が強すぎる人の場合、他人へ甘えたり頼ったりすることを難しく感じる人がほとんどです。よって、1人で抱え込みすぎてしまい、体調を崩す状態になって初めて自身が抱えるストレスに気付く人もいます。

また、自立心が弱すぎるとどんなことでも他の人やものへ頼ってしまい、自分というものがなくなり、他者からの信用を失うこともあります。

このように自立心があればあるほど良いというわけではなく、また逆も然りということです。よって、自立心とは上手に付き合っていく必要があります。

世代別自立心を養う・育てる方法

社会の中では必要不可欠な自立心ですが、その自立心を養い、育てていくにはどのような方法を取ればいいのでしょうか。

今回は、世代別に自立心を育む方法をご紹介します。

子供

自立心を育む過程において、子供時代の過ごし方はとても重要です。その中でも周囲の人がどのような言葉がけや態度をとるかが、その子自身の自立心育成に大きく関わってきます。

自分で準備、片付けをする

まず大切なことは、身の回りの物は自分で準備し、片付けまで行うという習慣を身につけることです。

乳児期は除きますが、保育園や幼稚園に通うようになったらある程度のことは自分でできるよう促すことが大切で、子供が1人でも準備しやすい環境を整えてあげる必要があります。かばんや制服を置く場所やタオルやナプキンをしまう場所など、子供の目線で子供の手の届く範囲で収納をすると、最初は親子一緒に行う毎朝の準備も次第に子供1人でできるようになります。

そして、帰宅したら子供自身に片付けをするよう促します。最初のうちは準備も片付けも時間がかかり親も大変ですが、その期間を乗り越えれば親は環境を整えておくだけで、あとは子供が1人で準備も片付けもするようになります。

話を聴くこと、ほめること、そして待つこと

次に、親は子供の話をしっかりと聴くことです。相槌を打ったり、子供が言っていることを繰り返したりしながら、子供にちゃんと話を聴いていることを伝えます。また、ほめることも大切です。ほめると言ってもむやみやたらにほめればいいというわけではなく、どんなことをほめているのか詳しく丁寧に説明し、子供自身に納得させる必要があります。

そして、待つという行為も大切です。親が待つことで子供が自分の意見をまとめることができ、次の行動を自分から起こすことができるようになります。

自立心は、日々の小さな成功体験や失敗体験を重ねながら時間をかけて養っていくものなので、親も根気強く見守り育む必要があります。

大人

初回公開日:2018年05月01日

記載されている内容は2018年05月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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