状況によって違う現実逃避の仕方の特徴とは
この項目では、現実逃避の仕方の特徴について、状況別にご紹介します。
恋愛
現実逃避をよくする人は、恋愛面においてもその特徴を発揮します。特徴の1つとして挙げられるのが「熱しやすく冷めやすい」点です。好きな人を見つけたら周りが見えないくらい夢中になって、自分から積極的にアピールしていきます。
しかし、想いが実って恋人になった後、少しでも相手の欠点を見つけてしまうとすぐに熱が冷めてしまい、あっという間に興味を失くし、さっさと別れてしまうところがあります。夢中になっていた時の気持ちに嘘はなく、相手に対して強い愛情を持っていたことでしょう。それでも、些細なきっかけで熱が引いてしまうのもまた多いということです。
仕事
仕事をしている時に現実逃避をしてしまう人の特徴には「簡単な方ばかり選ぶ」というものがあります。仕事をする手順は人によってバラバラですが、それでもある程度、優先順位をつけておかなければ、納期に間に合わない、仕事自体を忘れるなど、後で不都合が生じます。
しかし、現実逃避をしてしまう人は、時間のかかりそうな難しい業務とすぐに終わる簡単な業務があったら、後者を選んでしまいがちです。現実逃避をしてしまう人は、仕事の所要時間や業務内容の難しさなど、仕事にとりかかる前からあれこれイメージしてしまいます。そのため、簡単に終わらせることができる仕事にばかり、飛びついてしまうということです。
現実逃避をする方法には何があるか
この項目では、現実逃避をする方法についてご紹介します。
寝る
現実逃避をする方法の1つとして、ただひたすら寝ることが挙げられます。人が現実逃避をしたがる理由はさまざまです。「仕事が嫌になった」「人付き合いに疲れた」など、色々ありますが、どれも起きている時に生まれる理由ばかりではないでしょうか。
今すぐに解決しなければいけない問題がないのであれば、自宅でゆっくり寝ると色んなものを見なくても済みますし、意識を手放している間は、何も考える必要がありません。さらに、普段から睡眠時間をしっかりとれていないのであれば、知らず知らずのうちに疲れがたまっていることでしょう。
たっぷり時間をとって眠ることで、たまった体の疲れを癒すことができます。それはストレスに関しても同様で、目が覚めたら気分がすっきりしています。
旅行
現実逃避をする方法の1つとして、旅行へ行くことが挙げられます。仲の良い友達を誘って、好きな場所へ遊びに行きましょう。普段の日常生活では見られない景色やその土地特有の食べ物などを体験することで、非日常を味わうことができます。
ただ、仕事が忙しくて、旅行に行く時間がないという人もいることでしょう。そんな時は、仕事からの帰り道にいつもとは違う道をとおる、休日に普段は行かない隣町へ行ってみるなど、ちょっとした変化を楽しむという形でもかまいません。ここで重要なのは、いつもと違う場所へ行ったという満足感です。
旅行というには近場すぎますが、それで少しでも気分が良くなったなら、現実逃避ができたということです。
妄想
現実逃避をする方法の1つとして、妄想することが挙げられます。現実では自分のおもうようにいかないことはたくさんあります。しかし、自分の頭の中で行われることは、全ておもいどおりにいくため、よく妄想するという人は多いです。ただし妄想しすぎて、日常生活や仕事に悪影響が出ないように、注意する必要があります。
頭の中だけで妄想し、満足できるならばそれで十分ですが、物足りないと感じているなら、妄想を形にするというのもです。ノートにひたすら妄想したことを書き留める、1つの小説にしてネットにアップするなど、やり方は自由です。前者の場合、自分が後で気になった時に見返すことができますし、後者の場合、他人にコメントをもらうこともできます。
一人旅
現実逃避をする方法の1つとして、一人旅をすることが挙げられます。誰かと一緒に過ごすことも楽しいですが、時には一人になりたい時もあります。そんな時は一人でどこかに出かけてみましょう。先述した旅行と似ていますが、決定的に違うのは、自分以外の誰かと一緒にいるかどうかです。
誰かと一緒に旅行をしていると、どうしても相手のことを多かれ少なかれ気遣う必要が出てきます。しかし、一人旅では誰に気兼ねすることもなく、自由に振る舞うことができます。例えば職場だと、常に同僚や上司と顔を合わせなければなりませんが、旅先で人と話すのは自分の気が向いた時だけで良いため気が楽です。
映画
現実逃避をする方法の1つとして、映画を見ることが挙げられます。映画にはドキュメンタリーの作品もありますが、現実から逃げる方法として、対極の位置にあるフィクション作品の方を選ぶ人は非常に多いです。作品の世界観に入り込み、物語の流れに夢中になっている間は、頭から現実のことを完全に追い出してくれます。
映画を見る方法には大まかにわけて「映画館」と「DVDの購入」と「DVDのレンタル」があります。映画館の場合、そこまで足を運ぶ必要がありますが、大きなスクリーンで見る映画は自宅で見るよりも臨場感があることでしょう。DVDの購入とレンタルについては、金額くらいしか違いはないため、自宅でゆっくり見たい人はこちらがです。
ジョギング
現実逃避をする方法の1つとして、ジョギングすることが挙げられます。現実逃避と一口に言っても、人によっては考えないようにしようとすればするほど、ますます考えてしまうというループに陥る場合もあるでしょう。そんな時は、とにかく体を動かすことだけ考えるようにするのが良いです。
運動していれば、そのうち何も考えず、無心に体を動かしている状態になっています。トレーニングジムで運動するのも良いですが、お金をかけたくないならば、近所を軽く走ってみましょう。運動に慣れていない人の場合、始めは少し走っただけで息が上がってしまうため、途中で休憩を挟むことをします。
継続してジョギングを続けているうち、走ることに慣れてきたら、徐々に走る距離を増やしていきましょう。
現実逃避をする人の心理状況って?
この項目では、現実逃避をする人の心理状況についてご紹介します。
嫌なことは後回し
現実逃避をしてしまう人は「嫌なことを後回し」にしてしまうところがあります。例えば、仕事で責任の重い重要なプロジェクトを任されたとしましょう。通常は大きな仕事にプレッシャーを感じつつも、任されたからには頑張ろうと自分にできることを必死にやろうとします。
しかし、現実逃避をしてしまう人の場合、目の前にある仕事から目をそらしたいという心理が働き、なかなか仕事に取り組むことができません。「後で本気を出せば大丈夫だ」と楽観的に考え、今しなくてもいい仕事や仕事とは無関係なことばかりに目がいきます。
本人も今すぐ取り組む必要のある仕事ということはわかっていますし、やらずに後で困るのは自分だということも自覚していることでしょう。それでも一時的に目の前の現実から逃げたいのか、嫌なことは後回しにしてしまいます。
確固たる自分の目標がない
初回公開日:2018年05月18日
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