心理セラピストをしている著者が、自身の覚醒体験を通して、非二元と癒やしを書いた本です。この世には、自己の本質である絶対的な一者だけが実在していて、実際のこの世は実在しない幻想である、という考え方が非二元です。
非二元は抽象的に論じられがちなので、この本も興味のない人にはわかりづらいでしょう。非二元に興味を持っている人が理解を深めるための本です。
生きづらさを抱えている人や真理を探求する人、探求することに疲れてしまった人にとっては、気づきを与えてくれる癒やしの本といえます。ことに、著者と同じような生きづらさを感じている人に、生きる希望を与えてくれます。
7:「人間の絆 ソウルメイトをさがして」
日本のスピリチュアリストとして有名な江原啓之氏の著作です。過去に大反響があったベストセラーが、氏の活動30周年を記念し、書き下ろしを加えて文庫化されました。
人と人との関わりは、生まれてきた目的や生きている意味であるということを、わかりやすく伝えてくれる本です。10年ぶりに文庫化されたのですが、まったく内容が古びておらず、編集者からは、むしろ今の時代にこそ読まれるべき本だと言われています。
親きょうだいや親戚、恋人や友人、職場関係の人、夫や妻、子ども、近所の人や趣味の友だちといった人間関係の中にある本質、人と人との絆の意味を説明し、自分の手で運命を切り拓くための道を教えてくれる本です。
8:「科学的『お金』と『幸運』の引き寄せ方」
スピリチュアルな事柄を、科学的な根拠にもとづいて理解したい人のための本です。「引き寄せの法則」を脳科学と量子論から説明しています。
著者は、独自の「量子論的引き寄せ理論」を打ち立て、「引き寄せの法則」をわかりやすく解き明かしました。お金も成功も引き寄せている人がやっていることを、量子力学で確認できる物理現象と、脳の仕組みから説明するのです。
説明が論理的で内容が整理されているため、多くの参考書籍を読んで混乱している人が考えをまとめなおすのにも向いています。
9:「ザ・パワー」
スピリチュアル本のロングセラー『ザ・シークレット』の著者が書いた、宇宙最強の力「ザ・パワー」を解説したスピリチュアル本です。「引き寄せの法則」のパワー源について説明しています。
良いものとは、思っているよりもずっと身近にあります。この本では、良いものを引き寄せるための具体的な実践方法や体験談が紹介されています。これらを実践することはもちろん、読むだけでも得るところのある本です。
10:「マスターからの手紙 超訳『老子道徳経』」
新時代のスピリチュアリストである雲 黒斎氏が「老子道徳経」を、わかりやすく超訳した本です。「老子道徳経」は、東洋哲学のうちでもスピリチュアル要素が強いと言われており、長い間、人の幸福の本質を伝える言葉として語られてきました。
「老子道徳経」は難しい書物ですが、独特の言語感覚を持つ著者が、わかりやすい現代語に訳しているので、楽しく読めます。また、現代的なスピリチュアルの視点からも、理解を深められます。スピリチュアルな面から老子に興味を持つようになった人には、とくにおすすめの1冊です。
11:「シルバー・バーチ霊言集 二十一世紀のためのバイブル」
高級霊、シルバー・バーチからのメッセージ集で、テーマ別に分類されたメッセージが1冊にまとめられています。霊媒能力がある人が霊から受け取ったメッセージのまとめですが、自己啓発本としても注目される本です。
とても有用なメッセージがまとめられているので、スピリチュアルを敬遠している人が読んでも、得るところがある良い本です。もちろん、スピリチュアルな事柄に興味のある人ならば、ぜひ読んでもらいたい本でもあります。
12:「悪魔を出し抜け!」
「思考は現実化する」などの自己啓発本を書いたナポレオン・ヒル博士が書いた、あらゆる失敗を引き起こす元凶である「悪魔」との対話の記録です。成功哲学をまとめた博士は、人々の役に立てようと悪魔との対話を執筆したのですが、実際に悪魔が登場するショッキングな内容のため、70年以上も親族によって封印されていました。
真の失敗を知る者が真の成功を手にする、という真実を理解するためには、自分の本質と向き合わなければなりません。悪魔とはその本質を教えてくれる存在なのです。周囲に流されることなく、自分と向き合い、自ら考えて行動する強さを持ちたい人に、おすすめの1冊です。
13:「もう君はそこにいる!」
「引き寄せの法則」の古典とされる「Feeling is the Secret」の翻訳本です。著者は、「ザ・パワー」、「ザ・シークレット」の著者であるロンダ・バーン氏のスピリチュアルな指導者、ネヴィル・ゴダード氏です。
「引き寄せの法則」を実践するには、感情が大切なカギとなることを解説したうえで、引き寄せによってかなえられた個人の願いの先に存在する、人生の目的や使命についても言及しています。ほかの「引き寄せの法則」の解説本と比べて、スケールが大きいスピリチュアル本です。
14:「前世療法 米国精神科医が体験した輪廻転生の神秘」
アメリカの精神科医、ブライアン・L・ワイス氏が、催眠療法の最中に患者が「過去生」について語ったという経験談を書いた本です。有名なスピリチュアリストである山川紘矢・亜希子夫妻が翻訳しています。
ワイス氏は、催眠療法で過去に退行していた患者が語る「前世の経験」が、その患者の現在の人生に影響を与えていると知りました。「過去生」を語る患者は、催眠から覚醒したあと、症状が好転していたのです。
ワイス氏は、自分が知った輪廻転生観をこの本にまとめました。その内容からは、人が生きていく意味を読み取ることができるでしょう。
15:「ザ・シークレット」
この本の著者、ロンダ・バーン氏は、「引き寄せの法則」を周知させた第一人者です。この本では、「引き寄せの法則」の仕組みをわかりやすく解説しています。非常にやさしく書かれているので、「引き寄せの法則」の教科書として支持する人もたくさんいる名著です。
タイトルにある「シークレット」とは、多くの偉人が知っていた「人生を成功に導く秘密」のことです。著者は、年齢や性別、人種に関係なく、たくさんの人々に幸せをもたらすことができる「秘密」を読者と分かちあうことを目的に、この本を書きました。
あまり分厚い本でもなく、わかりやすい表現で書かれているので、「引き寄せの法則」に初めてふれる人にはぴったりです。より深く「引き寄せの法則」を学ぶために、目を通しておく価値があるスピリチュアル本でもあります。
16:「宇宙からの手紙 」
著者は、名著「ザ・シークレット」に登場する賢者、マイク・ドゥーリー氏です。宇宙から毎日届く、人生を豊かにするためのメッセージをまとめた本です。
ここでの宇宙は、神を意味します。「宇宙からの手紙」とは、神が語りかけてくるメッセージなのです。神の語りかけを受け止めることで、人生がすばらしくなる本です。どこから読んでも神を感じ、神とつながる体験を持つことができるでしょう。
そもそもスピリチュアルとは何か?
初回公開日:2022年07月16日
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