方法8:無駄な人付き合いをやめる
有意義に時間を使うために、無駄な人付き合いはやめましょう。
「無駄な人付き合い」とは、「今と今後のあなた」にとって大して重要ではない人間関係のことです。「昔からの付き合いだから」といって、あなたの身にならない人付き合いをする必要はありません。
仕事編
ここからは、仕事に役立つ「時間を有意義に使う」ための方法を確認していきましょう。
時間を上手に使うための基本は、既にプライベート編で紹介しました。これまで紹介した方法にプラスして、3つの時間管理の手法を解説します。
方法9:全体にかかる時間を把握する
有意義に時間を使うために、全体にかかる時間を把握しましょう。
プライベート編でも、「生活のタイムテーブル」を把握することを紹介しました。仕事編では、1日のスケジュールに加えて、タスクの完了までどのくらい時間がかかるのかを把握しましょう。
数ヶ月に渡るような仕事の場合、作業時間の見積もりを失敗すると挽回する時間すら作れなくなります。
方法10:緊急度・重要度など優先順位を決める
有意義に時間を使うために、緊急度・重要度など優先順位を決めましょう。
作業にかかる全体時間を把握したら、今度は各々タスクを緊急度・重要度から優先順位をつけましょう。
緊急度の高低と重要度の高低で、4つのマトリックスを作ります。注意すべきは「重要度が高いが緊急性が低い」というものです。重要度の高さに引きづられ、すぐにでも取り掛かりたくなります。ですが、緊急性が低くいま作業する必要のないタスクです。
方法11:他人の力をかりる
有意義に時間を使うために、他人の力を借りましょう。
時間管理が上手な人は、他人の力を借りることが上手です。「必ず自分がしなければいけない」ものでなければ、そのタスクは誰かに任せましょう。
ここで重要なのは、タスクの押し付けになってはいけません。あなたも誰かのタスクを手助けする必要があります。「お互い様」という意識を持ち、丁重に依頼しましょう。
時間の使い方に関するおすすめ本
ここからは、「時間の使い方に関するおすすめ本」を紹介します。
時間管理に関する書籍は、いつの時代も人気があります。『「1日30分」を続けなさい!』と『1440分の使い方』の2冊は、いずれもベストセラーとなった人気のある本です。
おすすめ1:「1日30分」を続けなさい!
時間を上手に使うことの大切さを知りたければ、『「1日30分」を続けなさい!』が参考になります。
テーマは「勉強法」ですが、「1日30分」を捻出するために「どのようにタイムマネジメントをするか」についても具体的な実践手法で解説されています。
勉強時間の作り方や英語の勉強方法など、筆者が実践したものの中には、取り入れたいと思うものがいくつかありました。
たとえば、テレビを見る時間を減らすことと、アメリカのドラマを音声と字幕を英語で見ることです。これ以外にも勉強するための生活の工夫には、参考になるアイデアがたくさんありました。
おすすめ2:1440分の使い方
『1440分の使い方 ──成功者たちの時間管理15の秘訣 』は、成功者たちの時間管理術を15のステップで解説しています。
最も貴重な時間の使い方について、成功者の経験談を基にまとめた本。
「時間をどう管理するか」というよりも、「どう無駄なく使うか」というところを述べています。
要約してみると「最も重要なタスクに対してエネルギーと集中力を投入する。そのサポートツールとしてスケジュールと記録が重要である。」でしょうか。
趣味やスキルアップのために充実した時間を過ごそう
この記事では、「上手な時間の使い方」をテーマに、具体的な方法論や参考著作を紹介してきました。
「何度も時間管理を試してみるけれど、結局続かないんだよね」という方もいることでしょう。そうした方は、方法論だけではなく「時間を有効に使って何をしたいのか」という「目的」を常に意識しましょう。
有効に時間を使って、趣味やスキルアップを成し遂げてください。
初回公開日:2017年03月15日
記載されている内容は2017年03月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。