時間や人間関係にルーズ
のんびり屋な人は時間配分や、時間を逆算して行動する事がとても苦手ですから、待ち合わせや出勤時間等にもついつい遅れがちです。そのルーズさは人間関係にも影響を及ぼしている場合があり、例えばメールの返信も「緊急!」と言われていても返信が遅れがちになってしまいます。
本心では「早くしないと」と思ってはいるのですが、焦る事をしないので行動開始までに時間がかかってしまうのです。
向上心は低く現状維持を望む
仕事に対して、自分のスキルアップ、そういった事に対して「何とかしないとなぁ」と考えてはいるものの、現状維持を望んで行動に移せない人が多いです。それはのんびり屋な人がことのほか、「今の状態がベストだからそれが変化してしまうのは嫌だ」と思っているからです。居心地の良いぬるま湯に、許される限りいつまでも浸っていたい、無意識にそのように思ってしまうせいでしょう。
周りが助けてくれる事が多い
のんびり屋な人は何だかんだ今まで周りの人が助けてくれる事が多かったせいで、「のんびりしていてもなんとかなる」と思っている節があります。のんびり屋な人には嫌味も悪意もありませんから、周りの人は「しょうがないな」と、つい手助けしてくれるのです。
そんな、周りの人に恵まれやすい、案外何でも上手くいってしまいやすいといった特徴も持っています。おっとりした優し気な雰囲気が人を集めるのかもしれないですね。
将来に不安を抱いていない
「30歳までに仕事でキャリアを積まなければ」、「40歳までにホワイト企業を見つけないと」なんて、将来の不安は一切抱いていません。のんびり屋な人は将来の展望さえものんびりで、ただ漠然と「楽しい人生になればいいな」とは思っていますが、緻密な計画は立てていないのです。キャリアアップや結婚さえものんびりと構えていますが、周囲の人に「大丈夫なの?」と心配されても絶対に焦ろうとはしません。
人の悪意に気づかない(気づいても気にしない)
のんびり屋な人は誰かを酷く羨んで嫉妬したり、誰かを嫌うあまりに陥れようと考えたりと、他者へ悪意を持っていません。だからこそ他者からの悪意にも気づきにくい、仮に気づいたとしても「そうなんだ」と気にしません。のんびり屋な人のこういった悠長な部分に怒りを持ってしまう人もいますが、そういった人の八つ当たりさえも軽く受け流してしまいます。
のんびりな自分にデメリットを感じていない
のんびり屋な人は、のんびりとしていて皆に置いていかれがちな自分について、そこまでデメリットに感じていません。「自分はこういう性質なんだからしょうがない」と達観している部分があるので、深刻に悩んでもいないのです。
楽観的で「今まで上手くやれてきた」ので、直さなくても平気なのです。
のんびりしている人に向いている仕事
のんびりしている人にはメリットもあればデメリットも存在します。そんなのんびり屋な人には向いている仕事と向いていない仕事もあり、向いている仕事になれば途端に能力を開花させるでしょう。のんびりな自分にはどんな仕事が合っているか解らない人は、これからご紹介するおすすめの仕事に挑戦してみてください。
公務員
市役所・区役所・政令都市職員といった公務員の場合、主な仕事は戸籍や住民票の整理や管理等です。他にはゴミ処理やリサイクル、ケースワーカー等といった職務内容もありますが、事務職を狙えばのんびりと業務に当たれるでしょう。
公務員ですが自治体によってはフレックス制を取っている場合もあり、時間にルーズなのんびり屋さんにも働きやすいと考えられます。
マンション管理
オートロック式の高層マンションがありますが、そういったマンションでは住み込みまたは通いの管理人を募集している事があります。仕事は主にマンションの廊下や階段の清掃、エレベーター等の設備故障対応や点検、マンション住人の荷物受取等です。
特にノルマもなく自分の時間を持てる機会が多いので、のんびり仕事をしたいという人には向いています。
ビルメンテナンス
ビル内を巡回点検するか、監視モニター室で不審者等のチェック、異常事態への対処といった、所謂「ビルの管理人」です。ビルメンテナンスの職に就くにはボイラー技術士等の資格が必要な場合がありますが、のんびり仕事をする人には向いている職でしょう。
のんびり屋さんは接客より事務系が向いている!
のんびりな性格をしている人は、人と関わる事が多くそして素早さ・機転を求められる接客系よりも、気質が大人しくノルマのない事務系職が向いているのではないでしょうか。ご紹介した職種はほんの一部ではありますが、のんびり屋な人はこのような職を基準として、仕事を選ぶと良いでしょう。
のんびりしている事はデメリットもありますが、しかしデメリットをメリットに変えられるような生き方を身につけるだけで、とても強い心の持ち主になれるでしょう。せかせかした生き方は嫌だ、もっとのんびりと日々を楽しみたいと思っているならば、自分に向いている仕事を始めましょう。
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初回公開日:2017年04月01日
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