くよくよしない生き方とは?
仕事で小さなミスを起こしたり、上司からの叱咤を受けてしまったとき、ついくよくよしてしまっていませんか?しかし、全くくよくよしない人もなかなかいませんし、「くよくよしても始まらないよ。」なんて言われても、本人からするとなかなか立ち直りにくいものですよね。でも、そんな性格を直せるなら直したいというのも本音ではないでしょうか?
今回は、くよくよしないために、くよくよしない生き方の特徴や、くよくよしない考え方のポイント、くよくよしないために役立つ本などについて、順に紹介していきます。
くよくよしない生き方①失敗やミスを引っ張らない
くよくよしない生き方の特徴として、失敗やミスを引っ張らないという特徴があります。人は誰でも失敗やミスを繰り返すものです。時には、自分でもどうしてミスをしたのかわからないようなしょうもないミスをしてしまうこともあります。そのたびにくよくよするのではなく、一定期間反省したら、次は頭を切り替えて新たな気持ちで取り組む姿勢を持つ生き方が、「くよくよしない」生き方の特徴の一つです。
くよくよしない生き方②失敗を前向きにとらえている
失敗を前向きにとらえる姿勢を持ち、「失敗したけど次は大丈夫、絶対に失敗しない」と前向きな気持ちに切り替えるクセがついている人は、くよくよしないでも生きていける特徴を持っています。失敗したことを軽くとらえるのではなく、それも一つの成長の過程としてポジティブにとらえているのです。
くよくよしない考え方のポイント
実際にくよくよしないようにするには、どのような考え方を意識していけばいいでしょうか。どんな考え方をすればくよくよせずに生きていけるのか、そのポイントは以下のようなことがあげられます。
くよくよしない考え方①失敗はつきものだと考える
前述のとおり、失敗は誰しもがするものです。どんなに完ぺきな人間に見えても、必ず失敗しています。むしろ、いま成功している人ほど、失敗の数が多くそれを乗り越えてきたといっても過言ではありません。人生において、失敗はつきものであるということを念頭に入れておくようにしましょう。
また、失敗してしまったものは、くよくよ悩んでいても解決しません。今後同じ失敗をしないように、何がいけなかったのか、どうすれば失敗せずに済んだのか、など自分がどう振る舞うべきかよく考えましょう。いつまでもくよくよしているのは、もったいないです。
くよくよしない考え方②失敗は成功のもとだと考える
失敗は成功のもと、というのはよく使われる言葉で知らない人はいないでしょう。でも、それだけ聞いてもピンと来ないかもしれませんね。かの有名なトーマス・エジソンは、発明において何度も何度も失敗を繰り返してきましたが、その失敗について「私は失敗したことがない。一万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ」という風に語っています。
そのほか、「それは失敗ではなく、その方法ではうまくいかないことがわかったという成功である。」とも語っています。このことから、「失敗」への概念が変わりませんか?失敗と思っていた物事をこういう風に考えることができると、くよくよしなくなりますよ。
くよくよしない方法
考え方を変えるのには、かなり時間がかかります。効率よく身につけるための方法はないのでしょうか?そこで、次は具体的にくよくよしない考え方を身に着けるための方法を紹介します。
経験を積む
若いころは特に失敗の連続でしょう。大切なのは、失敗を恐れずに経験を積むことです。最初のうちは「失敗してしまった、どうしよう!」と焦ってしまったり、上司や先輩にそのツケが回ってしまい、罪悪感に陥ることもあるでしょう。でも、何度も社会の中で失敗をしながら人に助けてもらうことで、経験が増えていき失敗しても自分で何とか軌道修正をできるようになります。
その失敗が多ければ多いほど、応用力も身に付き、同じ失敗でなくてもどのように対応するべきか、失敗したことをくよくよしている暇がないほどにトラブルに立ち向かっていく能力がついていくのです。まずは、失敗は経験だと思い、幅広い経験を積むことです。
失敗を予測して行動しておく
ある程度仕事がわかってきたら、起こりうる失敗を予測して行動するようにしましょう。簡単な例で言えば、「会議の配布資料が足りなかったらどうする?何部か余りで刷っておこうか…」というように起こりうるトラブルを先回りして、失敗という状態に陥らないようにすることも大切です。
こうすることで、万が一資料が足りなかった場合にも失敗を回避することができる上に、「先読みをして行動ができた」という成長を実感することにつながります。そこに、くよくよする意味は一つもありません。
成功者の失敗談を聞く
周りからほめたたえられている成功者ほど、失敗は多く経験しているはずです。あなたがもし仕事で失敗続きでくよくよしてしまっているなら、尊敬している先輩や上司に思い切って聞いてみましょう。もしかしたら、今輝いて見える先輩や上司も、あなたくらいの年次の時には失敗ばかりで同じように悩んでいたかもしれません。
大切なのは、その時に諦めてしまうのかそれでもくらいついて乗り越えていくのかということです。その体験談を身近な人に聞くことによって自分に置き換えて考えることができ、視野が広くなることでしょう。
思いっきり愚痴を言ってすっきりする
どうしても煮え切らない、くよくよしてしまって仕方がないときは、思いっきり愚痴を言ってすっきりするという手もあります。「男ならグチグチ言わずに前を向け」なんて言われることもあるかもしれませんが、愚痴を言った結果、あなたが前を向けるのなら、愚痴を言ってもいいのです。
「俺だけのせいじゃないのに」など、納得がいかないことがあるのならすべて吐き出してみましょう。それだけでもスッキリしますよ。
くよくよしないのに役立つ本
どうしてもくよくよしてしまう…そんな悩みを持っているあなたに本を紹介させていただきます。
小さいことにくよくよするな!―しょせん、すべては小さなこと
初回公開日:2017年05月01日
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