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単身赴任の手当て相場・生活レベル・離婚率・子育て・楽しみ方

カテゴリ:結婚

更新日:2024年04月26日

住民票を異動しないデメリット

単身赴任の場合、基本的には住民票は異動しないほうがいいでしょう。会社で住民票が必要であったり、何らかの手続きに書類がいるというときに住民票を異動していると、本人は忙しくて役所に行くなどの対応が難しいことが多いでしょう。家族がいる自治体で妻に準備してもらう方が手間が省けます。

しかし、単身赴任が長期に渡る場合は、単身赴任地に住民票を異動することも考えなければなりません。

住民票を異動しない場合のデメリットは、いくつかあります。パスポートの申請や免許証の書き換えについては、住民票のある自治体でしか行えません。車を購入して車庫証明を取る際にも、住民票のある自治体でしか購入ができなかったりします。単身赴任が数年に及び、夫の生活拠点が完全に単身赴任地になってしまうときには考える必要がでてきます。

住民票を異動した場合のデメリット

しかし、夫が住民票を単身赴任先に移動した場合、元の家族がいる住民票から世帯主が抜けるので、自宅の住民票は妻が世帯主になります。単身赴任が終わって夫が帰ってきて自宅の住所に住民票を戻しても、夫は世帯主には戻れず妻が世帯主のままになってしまうデメリットはあります。

住民税も世帯ごとで支払う税金である分割割の住民税請求が、元々ある自宅からの自治体の請求と、単身赴任先の自治体からくる請求になってしまいます。二重請求状態になってしまい、両方の自治体に納めることになりますので、損と言えば損です。金額的には数千円なので、気にしない家庭も多くあると考えられます。

単身赴任の場合の生活費

妻がお金の管理をしている場合

単身赴任で離れて暮らすと、大変なことはお金の管理です。妻がお金を管理している家庭の場合、まず家の生活費と夫の単身赴任先での生活費の二つの生活費を分けて考えないといけません。

夫の会社が単身赴任手当を出してくれる会社であれば、単身赴任手当をそのまま夫の生活費に回すことができるので、妻としてはありがたいでしょう。単身赴任手当プラスいくらかを夫に生活費として渡せば、ほぼ夫の生活は成り立ちます。

家賃補助も出る会社であれば、生活費以外は、水道光熱費や電話代などの通信費だけでいけるでしょう。足りなくなれば振り込みをしてあげれば大丈夫です。

夫がお金の管理をしている場合

単身赴任前のお金の管理をしていたのが夫であるときは、会社で給与を2つの口座に分けて振り込みができるのかどうかを確認しましょう。可能な会社であれば夫と話し合いを持ち、今まで振り込んでいた夫の口座と、加えて別に妻が管理している口座に、給与を分割して振り込む形をとりましょう。

夫は単身赴任先で一人で生活をしますが、家族の生活費は子どもがいれば、医療費や学校の集金など予定外の出費が多くあります。夫のお金の心配よりも、当然家庭を重視するべきです。

基本的に生活費の口座をきちんと持って、妻の方である程度のお金の管理をすることに変える方が安心です。足りなくなる度に夫に振り込んでもらうという方法は、家族の生活に無理や支障が出てしまいます。

単身赴任が子供に与える影響

寂しい気持ち

子どもが小さかったり、父親を大好きだったりする場合、父親が単身赴任で家に父親がいないということが非常に寂しく感じられます。昼間は自宅に父親がいた頃も会社に行って不在だったので平気ですが、夜になるといつも帰宅したのに帰って来ないことで辛くなったり、寝ていて父親がいないことで不安になったりします。

親としては働いている以上仕方がないとあきらめがつくことも、子どもの考えではどうしていないのかと理解が追いつかないでしょう。母親の立場としては、叱ったりせずに単身赴任の理由を優しく説明してあげたり、一緒にいてあげる時間を増やすなど、子どもの気持ちが落ち着くようにつとめましょう。

自由

少し大きくなってきたり、父親をあまり好きではない子どもの場合は、父親が単身赴任になれば嬉しくなります。特に口うるさい父親であったりすれば、なおさらいなくなったことで自由を手に入れた気分になるでしょう。父親がいない家の生活が楽しくて、友達と遊んだり、部活に励んだり、母親や兄弟との生活を満喫します。

日常生活は学校に行くなど変化はないものの、気持ちの上で家に帰ってもうっとおしい父親がいないことは、子どもにとっては父親がいる時とは全く違う意味合いがあります。そういう子どもは、しばらく父親がいないことを寂しいなどと感じることはほぼないでしょう。その点では安心です。

徐々に慣れる

単身赴任になった当時は寂しかった子どもでも、最初から単身赴任を大歓迎した子どもでも、単身赴任が長くなり月日が経てば、父親のいない生活に慣れてしまいます。慣れてしまえば父親がいないのが当たり前になっているので、逆に時々帰ってきて自宅にいたりすればイヤな気分になったりします。実際に愛想が悪くなったり、父親と話をしない子どもも出てきたりします。

父親がいない家庭において、現状一緒に暮らしている母親や兄弟姉妹だけでの家族のペースができ上がってしまいます。そのペースに慣れてしまうと、父親が数日でもいて他の家族と違うことをすることで、子どもたちの生活ペースが崩れ違和感を感じてしまうからです。

人間は適応する生き物なので、いない現実にしっかりと適応してしまい、いないものとして扱われ、慣れてしまいます。

単身赴任の際の家電の選び方

必ず必要な家電

単身赴任で部屋を借りて生活していく上で、当然家電製品も必要になります。しかし、自宅に家族用の家電がある以上、大きな家電は必要ありません。単身赴任先で必要になる家電製品として考えられるものは、まず冷蔵庫です。家で自炊するしないに関係なく、飲み物や買った惣菜やパンなどを保管する上で必ず必要です。

次に必要な家電は電子レンジです。冷たくなった食事を温めるのに男性には必要不可欠です。掃除機もスタンドタイプや小さめの掃除機でもいいので購入しましょう。ときどきは掃除をしないとホコリまみれになるので、準備しておきましょう。

必要なものは、全て単身者用の家電を購入することがです。単身赴任が終わったら自宅では使いませんし、単身者用であれば子どもが独立した際に持たしてあげることもできます。あまりお金をかけずに家電量販店で購入するのがいいでしょう。

相談のうえ購入する家電

独身の単身者は必ず持っている洗濯機ですが、洗濯機に関してはどうするか話し合って購入を決めましょう。単身赴任先が近く毎週末自宅に帰る場合は、まとめて洗濯物を自宅に持って帰る人も多くいます。単身赴任先と自宅との距離や、夫自らが洗濯するのかを話し合いましょう。また、炊飯器についてもお米を炊くのかどうかを確認してから購入することがです。

テレビについても、夫が必要であれば購入しましょう。最近はスマートフォンやタブレットもしくはパソコンがあれば、テレビは観ないし必要がないと考える人も多いので必需品というわけではありません。

コンロ関係と照明器具は、ワンルームにはほとんど常備されています。部屋を借りる際にあるのか確認して、ない場合は購入が必要です。しかし設置してない場合も、不動産業者に交渉すれば、サービスで設置してくれる業者もいます。業者にも確認してから購入してください。

初回公開日:2017年12月13日

記載されている内容は2017年12月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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