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セルフイメージの書き換え方法・上げる方法・本

カテゴリ:自己啓発

更新日:2024年06月12日

「無意識さん」と「意識」について書かれたおもしろい本です。この本にはセルフイメージを書き換えるときのコツが書かれています。著者は「思い込みを捨てればすべてうまくいく」と述べていて、思い込みとは「意識」のことです。

著者いわく、「意識は有限」で「無意識は無限」だそうです。ここでいう「意識」とは「セルフイメージを書き換えるぞ、と強く思いすぎること」です。「意識」の力は有限なので願いはちっとも実現しません。一方で無意識さん(潜在意識)の力は無限大だといいます。

「潜在意識に任せればいいよ」という内容の本はこの本以外にもたくさんあります。しかし、セルフイメージの書き換えに失敗してしまう人たちは「そんなことわかってるよ」と反論します。この「わかっている」というのが「意識」なのだそうです。

「意識」に縛られるから書き換えに失敗する

「わかっている」という姿勢を崩さない限り、無意識の力を使うことはできません。「セルフイメージを書き換えることはできない。絶対にムリ」という暗示に縛られたままの人生になり、「頑張っているのにできない」という「現実」がまっています。

この本には「無意識さん」をうまく使ってセルフイメージの書き換えを成功させるコツが書かれています。「セルフイメージを書き換える努力をしているのにできない」と苦しんでいる人は読んでみることをします。

セルフイメージが低い人の心理

そもそも、セルフイメージが低い人はなぜ「低いセルフイメージ」に縛られているのでしょうか。

セルフイメージが低い人は成功体質ではありません。それどころか失敗するだけでなく、他人からバカにされたり、いじめられたりと散々な目に遭っている傾向にあります。セルフイメージが低い人の心理について見ていきましょう。

「自分は成功したことがない」と思っている

セルフイメージが低い人は「自分はダメな人間」だと思い込んでいます。なぜ「ダメな人間」と思い込んでしまうかというと「自分は成功したことが一度もないから」です。

しかし、本当に成功したことがないといえるのでしょうか。過去を振り返るときに「いい思い出を思い出す人」と「悪い思い出だけが記憶に残ってしまう人」がいます。セルフイメージが低い人は「過去に失敗した悪い思い出」だけを思い出してしまっていて「成功したことがない」と決めつけているという可能性があります。

謙虚さと卑屈さを混同している

「謙虚でいることは良いことです」という教えがあります。確かに「謙虚である」ことは人間としての長所であり、魅力です。多くの人が「謙虚になるべし」と心がけ、周囲から好かれようと努力をしています。

しかし、謙虚でいるということは「卑屈になること」ではありません。セルフイメージが低い人は「謙虚さ」と「卑屈さ」を混同している傾向にあります。

周囲からの嫉妬を恐れている

自慢話をしている人は他人から嫉妬されます。幸運な人も周囲から羨ましがられます。嫉妬深い人が周りにいるにもかかわらず、「わたしって運がいい」と堂々と胸を張って生活していると「何よ、あの人。ちょっといい気になってるんじゃない」と目を付けられ、陰口やいじめの対象にされてしまうことがあります。

賢い人はその仕組みをちゃんと知っていて「自分は嫉妬されないようにしよう」と心がけます。そのため、褒められたときには「そんなことないよ」と謙遜するクセがついてしまっています。

しかし、自分のことを卑下し「わたしってダメな人間」と語ることで周囲の羨望や陰口からは身を守ることはできますが、「潜在意識は、言葉に出して言ったことをそのまま実現する」というパワーをもっているので「わたしってダメな人間」が潜在意識の中に入り、その結果、本当に「ダメな人間」になってしまうという現実が起こり、セルフイメージも下がります。

セルフイメージを上げる方法

セルフイメージを上げるためには、セルフイメージが低いときと逆の発想をすれば良いといえます。セルイメージが低い原因を探り、その原因を解消していけばセルフイメージは上がっていくでしょう。具体的なセルフイメージの向上方法をいくつかご紹介しましょう。

「卑屈さ=謙虚さ」ではないと理解する

卑屈でいることは謙虚なことでも立派なことでもありません。卑屈さを捨てましょう。「どうせ自分なんて」と考えてもよいことは一つもありません。

本当に謙虚な人は卑屈になることはありません。卑屈にならずに「これでいい」と自分の弱さを認めているのが謙虚な人です。

「ネガティブな言葉」を潜在意識にすりこませない

「嫉妬されるのが怖いから」という理由で、わざと自己卑下をしてみせる人がいます。「他人からの嫉妬」を何よりも恐れ、「嫉妬されたら陰口を言われてしまう」とビクビクしているからです。

嫉妬をされないように「わたしってマヌケなの」とバカなフリをすることで場の雰囲気を和ませ、身を守っているつもりでいます。

しかし、この「わたしってマヌケなの」という言葉は確実に潜在意識に入ってしまいます。なぜなら、「潜在意識は、なんでも叶えてしまう」からです。

潜在意識は魔法のランプのような物です。潜在意識はいいことも悪いことも口に出したことはすべて「実現」させてしまうため、「わたしはマヌケだ」と口に出すと、言葉どおりに「マヌケな自分」になってしまいます。

実際にマヌケになってしまうと、セルフイメージが下がります。セルフイメージをこれ以上下げないためには自己卑下をする発言をやめるべきです。

嫉妬を恐れないのがコツ

嫉妬をする人は星の数ほどいます。「嫉妬をするな」と禁止したところで嫉妬をやめることができる人はなかなかいません。臆病な人は「嫉妬を避けるためには先回りして、自己卑下発言をすることによって嫉妬から身を守るしかない」と考えてしまいます。

しかし、嫉妬深い人に気を使って自分の人生を歩めないようでは本末転倒です。嫉妬深い人のために自らの幸運や能力を封印してしまってはもったいないでしょう。

嫉妬する人のことは無視しましょう。嫉妬をする人はぬかるみに住んでいて、すぐそばを通る人の足をつかんで引きずり込もうとする河童のような物です。

河童に足を引っ張られたくないのなら、池のそばを通らなければよいでしょう。ワザワザ近くに寄っていくから、嫉妬されるハメになります。

初回公開日:2018年03月18日

記載されている内容は2018年03月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。