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自己嫌悪しているか診断するチェック項目・自己嫌悪する心理

カテゴリ:自己啓発

更新日:2024年04月21日

自己嫌悪しているか診断するチェック項目

自分で自分を嫌になることを「自己嫌悪」と言います。失敗が重なったり、自信を喪失した時に陥る心理状態ですが、深みにはまってしまうとなかなか抜け出せなくなることがあります。このような自己嫌悪の状態は、どのような心理状態なのでしょうか。

今回は、現在自己嫌悪に陥っている、という方のための自己嫌悪診断チェックと、自己嫌悪に至る心理、また自己嫌悪を克服する方法をご紹介します。

自己嫌悪している?診断チェック

気持ちが落ち込んでいるのは、自己嫌悪が原因でしょうか。ここでは、自己嫌悪の状態にあるかどうかを診断するための10のチェック項目をご用意しました。当てはまる項目が多ければ自己嫌悪の可能性が高いです。

自分に幻滅した

失敗が重なって「自分はなぜこんな簡単なこともできないんだ」と幻滅した、という場合、自己嫌悪の可能性が高いです。これには「自分にはもっとできるはずだ」という、自分に対しての期待があります。期待を裏切られたので幻滅してしまったということです。

他人と自分を比べてしまう

他人と自分を比べて、自分のできない部分ばかり見えてくる人は自己嫌悪の可能性が高いです。本来、正確に同じ基準で他人と比較することはできません。条件が違うので、比較対照できないからです。それでも比べてしまうのは、他人が羨ましいからです。また、他人が持っているものだから羨ましく見える、という性質もあります。

嫌いなものばかり目に付く

自己嫌悪の癖がある人は、好きなものや楽しいことではなく、まるで自分で自ら嫌な気分を探すように「嫌いなもの」ばかり見ようとします。これは自分をわざと傷つける行為で、嫌いな自分へのあてつけでもあります。嫌いな人に嫌がらせしたくなることと同じです。

愚痴を言ってしまう自分が嫌だ

「疲れた、仕事が嫌だ、帰りたい」などの愚痴を言ってしまう自分を許せない人も自己嫌悪の可能性が高いです。これは「真に素晴らしい人は愚痴を吐かないはずだ」という思い込みがあるためです。どんな人でも愚痴を吐くことはありますし、愚痴を言うことで健康になることもあります。理想を追い求めるあまり、自分の行動範囲を狭めようとする行為です。

些細なことも面倒に思えてしまう

窓を開ける、ちょっとコンビニに行く、などの些細なことも面倒に思えてしまう人は、自己嫌悪の可能性が高いです。自己嫌悪の状態のときは自信を失っているので、ちょっとした行動にも価値を見いだせません。「ご飯を食べることに何か意味があるのか」などと考えてしまいます。自分に価値を見いだせないので、付随する全ての事柄も無意味に思えてしまいます。

誰かと一緒でないと不安

自己嫌悪に陥っている人は、ひとりで行動することをひどく不安に感じます。自分を信用できないため、誰かの存在がないと不安だからです。誰かがいないと怖いので、電車に乗る、買い物をする、といった簡単なこともできなくなってしまうことがあります。

周囲からの評価が怖い

周囲からの評価に敏感になってしまうのも自己嫌悪の人の特徴です。自分で自分を高く評価できないため、他人の評価に強く依存します。この場合、褒められても納得せず、貶されると納得しますが心が傷つきます。どのような評価も受け入れることができません。しかし、周囲からの評価を求め続け、同時に評価を怖いと感じます。

愛想笑いをしてしまう

自己嫌悪中の人は、うまく愛想笑いで切り抜けます。真実の自分の感情を封印しようとしているので、対外的な関わりはうまくなるからです。その代わり、自分の感情に対しては鈍くなり、どんな感情に対しても否定的です。悲しいのも楽しいのも許せなくなります。

楽しいことはいけないことだ

少しでも楽しい気分になると「価値のない人間が楽しんではいけない」と封印しようとします。そのため、好きな食べ物、好きな映画、好きな洋服などを避けるようになります。自己嫌悪の状態は、自分のことが嫌いなので、楽しいことを積極的に避けます。友達からの誘いなども断ることが多くなります。

理想がある

自己嫌悪に陥りやすい人は、理想が高い傾向があります。平均的に60点取れれば合格のテストでも、100点満点でなければ許せないと感じます。理想が高い方が目標を達成することができますが、自己嫌悪に陥ってしまうと「全てが嫌になる」ため挫折することがあります。

「今できないけれど、次は頑張ろう」と上手に転換できなかった場合、自己嫌悪に陥る傾向があるため、理想のハードルを高く設定しすぎる人は自己嫌悪になる可能性が高いです。

初回公開日:2018年04月11日

記載されている内容は2018年04月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。