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自己表現力を身につける方法・本・トレーニング方法

カテゴリ:自己啓発

更新日:2024年11月01日

自己表現力を身につけるには

自分の考えを相手に伝えるためには、正しく自己表現をすることが必要です。しかし、いざ自分の意見や主張を伝えようとしても上手く表現できなかったり、苦手意識を持っている人も多いです。

自己表現が苦手な人はどのような原因があるのでしょうか。そして、自己表現力を身につける方法はあるのでしょうか。今回は自己表現が苦手な人の特徴と、自己表現力を身につける方法・トレーニング方法を紹介します。

自己表現が苦手な人の原因

自己表現が苦手な人は、どのような原因があるのでしょうか。自己表現が苦手な人の特徴と原因を説明します。

人見知り

自己表現が苦手な人は、人見知りの人が多いです。

人見知りの人は自分のことをオープンにするのが苦手なので、人と打ち解けるのに時間がかかったり、なかなか本音を話しません。そのため、集団の中では控えめに振る舞い、波風立たないようあまり発言をしない傾向があります。

また、人見知りの人はできるだけ人との接触を避ける人も多いので、自己表現をする場が自然と少なくなり、そのまま自己表現が苦手となるケースが多いです。

警戒心が強い

警戒心が強い人も、自己表現が苦手な傾向があります。

警戒心が強い人は、自分が信頼できると思った人に対しては心を許し、自分の考えや本音をちゃんと伝えることができます。しかし、初対面の人や馴染みがない人、何と無く第一印象が悪い人に対しては警戒して自分の考えや本音を表現できません。

時間をかけて相手が信頼できる人だということがわかれば、警戒心が解けてコミュニケーションがスムーズにできます。しかし、警戒心が解けるまでに多くの時間を必要とします。

ネガティブで消極的

物事をネガティブに捉える人は、人からどう見られているのか気になってしまい自己表現が上手くできない、というケースが多いです。

「こんなことを言ったら笑われてしまうのではないか」「自分よりあの人の意見が採用荒れるに決まってる」などと、物事を常に悪い方向に考えてしまい、自分で不安感を大きくしてしまっています。

その結果、自己表現をする場面になると緊張して上手くいかなかったり、自分の意見が言えなくなってしまうので、苦手意識を持っている人が多いです。

いじめや嫌な思いをした経験がある

過去に自己表現をしたら、いじめにあったり辛い思いや嫌な経験をしたことがある人は、自己表現が苦手になるというケースは少なくありません。

自分の意見を言ったら笑われたり、真っ向から否定されたりした経験があると、二度と悲しい思いや傷つきたくないので、自分の殻に閉じこもり自己表現することを拒むようになります。

特に理不尽な理由でいじめや嫌がらせを受けたという人は、心が深く傷つき自己表現することがトラウマになってしまうという話も多く聞かれます。しかし、社会で生活するには自己表現しなければいけない場は自ずと出てくるので、程度によっては専門家や周りのサポートを受ける必要があります。

思っていることが上手く言葉にできない

自己表現にはさまざまな方法がありますが、多くの場合は言葉で伝える場面が多いです。そのため、自分の考えを上手く言葉にできない人は、自己表現することに対して苦手意識を持っている場合が多いです。

会議やプレゼンなど、発言が求められる場面になるとどうまとめたら良いのかわからずしどろもどろになって失敗してしまう、という話は多く聞かれます。また、想定していない質問をされると上手く答えられず、その場しのぎで適当なことを言って印象を悪くする、という話も少なくありません。

事前準備して自分の主張や意見をまとめておけば、ある程度解決します。しかし、「意見言うのが苦手なんだよね」と言って準備を怠ると、大事なチャンスを逃してしまう場合もあります。

アメリカ人はなぜ自己表現が得意なのか

「アメリカ人は自己表現が得意」と言うイメージを持っている人は多いです。実際にアメリカ人の政治家や実業家、映画俳優や歌手などの発言は世界的に見ても影響力が大きく、度々話題になることが多いです。

ではなぜアメリカ人は自己表現が得意なのでしょうか。その理由を解説します。

文化的背景

日本人は出身地が違っていても文化的に共通する部分が多いので、改めて意思表示しなくても考えを察してくれると言うケースが多いと言われています。そのため、「阿吽の呼吸」「位置を知って十を知る」のような慣用句が多く存在し、美徳とされていました。

しかし、アメリカは多種多様な民族が集まっており、民族ごとに言葉の違いや独自の文化を持っています。そのため、「私たちは○○だ」とはっきり言葉にして主張しないと理解してもらえないと言う背景があります。

このような背景から、アメリカの学校ではプレゼンやディベートの授業が取り入れられています。子供の頃から自己表現する方法を身につけているので、アメリカ人は自己表現が得意な人が多いと言えます。

適切な自己表現の仕方を身につけている

「アメリカ人が自己表現が得意」と言うと、ストレートに意見を言ったり、自分の主張を押し通す、というイメージを持ってる人も多いです。しかしそれは、個性が強い著名人の発言が原因となっており、アメリカ人全体がそのような極端な気質をしているのではありません。

アメリカでは自分を意見を言うときに「I Think(私はこう思う〜)」「I my opinion(私の意見は〜)」としっかり前置きしたり、自分と意見が違う人に対しても「Don’t take me personally(個人攻撃と受け取らないで)」と、相手を傷つけないよう配慮するクッション言葉があります。

アメリカ人は自己表現しつつ相手の意見を尊重し、傷つけない表現が身についているので、上手く自己表現しながら、人とのコミュニケーションを円滑に進めることができます。

自己表現力を身につける方法

では、自己表現力を身につけるにはどのようにすれば良いのでしょうか。自己表現力を身につける方法を紹介します。

自信を持つ

初回公開日:2018年05月01日

記載されている内容は2018年05月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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