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人間不信か診断するチェック項目・人間不信の特徴や治し方

カテゴリ:人間関係

更新日:2024年11月12日

仕事には時間通りに間に合っていたとしても、あなたとの約束は守る事がなく、あなたの話は聞かないのに自分の話はする、タバコが嫌いなのを知っているのに目の前で吸うなど、相手に対して配慮が出来ない人は、あなたとの関係を大切にしていない証拠です。

もしもあなたが大切に思っている存在なのであれば、時間には気を付けるでしょうし、約束を破ってしまったとしても、その後で何らかのフォローがあるはずです。いくら言葉で取り繕っても行動で示してくれない人は、相手に対して愛情がないという事が考えられます。

相手の人間性を見ることが大切

人間不信となる原因には、相手ばかりに問題があるわけではなく、自分自身が人から大切にされる存在になる様、心掛ける事が大切です。その為にはまず、むやみに人の悪口を言わない様に注意しましょう。

自分が誰にとって特別な存在だと思い込んで自惚れたりせずに、人の善意には誠意を持って応えてあげましょう。人から大切にされる存在になるためには、相手の事も大切に思い、対応する事です。そうする事により、自然に周囲からも大切に扱われる様になり、より良い人間関係を築く事が出来るでしょう。

約束を守れているか、相手の行動を観察しましょう

日頃から、あなたに対する態度についても、しっかりと見極める必要があります。相手を気遣ったり、尊敬する気持ちのない人は、気を付けて良く見ていると、態度や言葉に表れています。たとえば、約束の時間にいつも遅れて来てみたり、見た目にもそれと分かる様に、話に興味がない素振りを見せてみたりと、横柄な態度で相手の人に接している人はいないでしょうか。

人の本心は、言葉よりも態度に強く表れる事が多く見られます。あなたに対してどれだけ耳触りの良い言葉を投げかけたとしても、行動がそれに伴っていない場合には、注意した方が良いでしょう。

人間不信の人は職場でどう過ごしているか

人間不信の人は一人でいる方が安心出来るため、出来る事ならば会社に行きなくないと思っている方も少なくないのではないでしょうか。また、職場の人間関係が原因となって、人間不信になってしまった人もいるでしょう。

人間不信になってしまうと、周囲の人全員が自分に悪意があると思い込み、人が何を話しても、懐疑的に捉える様になってしまいます。また、仕事を人に任せる事を極端に嫌います。そして、他の人が何かミスをした時、徹底的に追及するという特徴を持っています。

ミスを指摘されると怒る

人間不信の人は、逆に自分がミスした時、それを指摘されると異常な程激怒するという特徴も持っています。人間不信の人は、家庭よりも職場や学校での人間関係で多くみられる症状です。責任ある立場の人であれば、ある程度であれば、仕方がないと思えますが、人間不信の人は、何度も確認をとってきます。

約束を破られて人間不信になっている

人間不信の人が、ルールや約束に対して過敏になっているのには、今まで相手に約束を破られてきた経験に原因があります。また相手に時間やルール、約束などをを破られているのではないか、と相手を疑っているためです。職場において、単に心配性というだけでは済まない程、確認してきたり、他人のミスに対して異常に厳しい人などは、人間不信になっている可能性が高いです。

人間不信に陥った時にはどうする?人間不信を克服する方法とは

人間不信の人も、何も好んで人間不信になってしまった訳ではないでしょう。出来る事ならば、人を信じたいと思ってはいても、なかなか信じる事が出来ず、悩んでいる人も少なくないと思います。そこで、人間不信に陥ってしまった場合には、どの様に対処したら良いかについて、その克服方法について、ご紹介していきたいと思います。現在、人間不信で悩んでいるという方は、ぜひ参考にして頂けたらと思います。

人間不信を克服するために

人間不信を克服するために行う事のひとつとしては、まず人間不信となっている人の場合は、周囲の人に対して、過剰な期待や依存をやめる事です。裏切られたと感じるという事は、その裏に、相手が自分の期待通りに動いてくれなかったと思っているからです。

きっと相手は自分にこうしてくれる、と期待したり、過剰に人に頼り、その人を頼りにしていたのに、助けてくれなかった、と考える事をやめましょう。相手が自分の事を絶対に裏切らないと思い込み、困っていたら必ず助けてくれると期待していると、もしそうならなかった時に、必要以上に裏切られたと感じてしまいます。

始めから期待する事をやめれば、たとえその人が、自分の予想していた通りに動いてくれなかったとしても、そんなものかと割り切って考えられる様になります。そうする事で、嫌な事をされてしまったとしても、その相手を嫌いになる様な事はあっても、人間不信に陥るまでにはならないでしょう。

怪しい話に耳を貸さない

たとえば、人間不信になった場合の原因のひとつとして、高額な商品を騙されて買ってしまったため、借金などに苦しみ、そのために人間不信になってしまった等、直接的な被害を受けて人間不信になる場合もあります。

この様な手段を使って人を騙す人には、初めから騙そうとして相手に接触してきます。素性の分からない人、まだ付き合いの浅い人、お金にだらしがない人等からお金の話や、怪しい儲け話をされた時には耳を貸さない事です。

物事を深刻に考えすぎてはダメ

人間不信になっている人は、極力悪い考えを捨てる事です。人間関係の事だったり、相手にされた嫌な出来事を忘れて、なるべく自分にとって悪い事は考えないようにしましょう。マイナスな出来事を考えず、リラックスして過ごす時間をつくる事が大切です。全てを忘れてしまう事は難しいかも知れませんが、嫌な事が思い浮かびそうになっても、楽しい事を考える様にして、思い出さない努力をしてみましょう。

環境を変えるのも一つ方法

人間不信を克服するためには、環境を一変させてみるのも一つの方法です。人間不信の原因となった人がいるのであれば、その相手の事はもちろんですが、今まで関係してきた人達とは別のなるべく無関係な人と、新しい人間関係を築くのが良いかも知れません。

出来るのであれば、引越しをして、新天地で一からやり直すのも良いでしょう。人間不信の原因は、これまで嫌な思いをしてきた事を、相手の存在や場所によって思い出してしまうためでもあります。思いきってその場所を離れる事で、人間不信の症状が改善される事も期待出来ます。また、人間不信に陥ってしまった人には辛い事かも知れませんが、人との関係や付き合い方をもう一度考え直してみる事です。

文字にして書き出してみる

これまで人を頼りにしすぎてきたのではないか等を文字にしてみるのも良い方法です。自分がどうして人間不信になってしまったのかを改めて思い返し、その出来事はどのように行動すれば良かったか、自分が今後生活していく上で、人がどの様に関わってくるか、また、これからは人とどの様な関係を築いていきたいかを書き出してみましょう。その中から、自分でも出来そうな事なども、書き出してみると良いでしょう。

今後の行動や、以前の行動を思い返す際には、ただ頭の中だけで考えを巡らすだけではいけません。紙であったり、パソコンで打ち込んでも良いので、実際に文字にして書き出してみることです。実際に文字にして書き出してみることで、考えを整理する事も出来ますし、それを見返す事によって、今後の対策が見えてくるのではないかと思います。

誰にも相談できないという人は

人間不信の状態が長く続くと、重症化してしまう場合があります。人間不信の人が重症化してしまうと、引きこもりになり、他人どころか家族とも全く接触することが出来なくなってしまいます。このままではいけないと思えるようであれば、専門の機関でカウンセリングを受ける事をお勧めします。

もしも今、人間関係や社会生活を送るうえで支障が出でいると感じる場合には、カウンセリングを受けることによって、考え方の歪みを矯正し、どのようにすれば、あなたが生きやすくなるか、あなたが出来ることと出来ないことなど、その方法を話し合うことが出来ます。

初回公開日:2017年09月12日

記載されている内容は2017年09月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。