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苦手意識の克服に必要なこと・人間関係での苦手意識の克服方法

カテゴリ:自己啓発

更新日:2024年11月19日

できなくても仕方がないと思う

苦手意識は嫌な感情の連鎖であり、悪い方へ考えないようにすることです。仕方がないという諦めに近い感情が、次に進む道しるべになります。苦手なことを克服するために、考えることにストレスを感じている時点で、向いてないと思った方が得策です。ゲームなど好きなことをしているとき、課題が見つかってもその解決に自然に入れると思います。

好きなことの波及効果

良いことで溢れさせることが人生が好転するコツのひとつです。裏を返せば、苦手意識がある時は、苦手なことによるストレスでがんじがらめになっているために精神不調になってしまいます。周りを見渡せば、良いことばかりなのに、そのことばっかり考えてしまう日々で幸せになれるはずがありません。

嫌なことはすぐ忘れて、今日なにがいいことあったか、明日どんな良いことがあるだろうか、休みに何をしようか、そういう良いことを考えて日々を過ごさないと、人生はあっという間なので簡単に過ぎてしまいます。
好きを突き詰め、好きな分野を広げることで、その苦手意識がある分野を克服しえる場合があります。
良いことだけをして人生を謳歌したいものです。

楽しむこと

これはとても難易度が高いですが、我を忘れて集中できた状態が最もパフォーマンスを最大にします。
好きという気持ちを軸にして生活しているため、困難さえも成長の糧として受け入れることができます。
実際には、不運なことや辛いことほど自分を高めてくれるチャンスはありません。

自分が苦手意識があることを他者に伝える潔さ

苦手意識を気にせず生活できる精神的タフさがあれば、それ自体にストレスを感じ、苦労することはありません。苦手意識を受け入れ、仕方ないことだと割り切り、執着を離れることでしか解決の道はありません。悪い感情は自身のエネルギーをその対象に拡散させ、その分だけパフォーマンスの低下に繋がるでしょう。良い悪いどちらにせよ、興味のあることにはエネルギーを使ってしまうので、出来ればすべてのエネルギーを良いことに使うことで人生を楽しむことができます。嫌なことはできるだけ考えないようにしましょう。かといって悪いことを受け入れるのはなかなか悔しいものがあります。

一度受け入れられると得意な人や友人に相談することが出来、思わぬ収穫が得られるかもしれません。また、弱みをさらけ出す勇気は友人との信頼感が増します。いい友人関係の構築には隠し事なしの健全な関係が理想です。

他者へのアピールになるとともに、以前より過ごしやすくなっていることに気がつくでしょう。苦手なことを克服しようと躍起になるより、一度諦める勇気も大切です。別の収穫があれば人生経験も豊かになり、苦手意識を克服できないストレスにあがき続けるよりよっぽどいいでしょう。

苦手意識のルーツを探る

5W1Hで原因の分析をして受け入れるきっかけをします。特になぜを5回繰り返して問題の核心にたどり着く「トヨタ生産方式」は有効です。苦手な気持ちを引きずったままやってても楽しくありません。

3.人間関係の苦手意識克服方法

総務省の調査結果ではコミュニケーションに関して7割が苦手意識があると答えているようです。
社会人として生きる上で乗り越えるべき障壁となっています。

NLPの活用

NLPとは、1970年代アメリカで開発された「神経言語プログラミング」で、心理療法のひとつです。催眠療法の「ミルトンエリクソン」、ゲシュタルト崩壊の「フリッツパールズ」、家族療法の「バージニアサティア」の三人の言語の使い方、信頼関係の構築の手法に卓越した技術を統合して開発されました。開発当初はベトナム戦争の帰還兵のメンタルケアのために用いられ、絶大な結果をもたらしました。

その後、ビジネスのみならずビルクリントン元米大統領や一時期結果が振るわなかったが導入後に見事有数へ返り咲いた元プロテニス選手のアンドレアカシ、近年では元米大統領オバマのスピーチのも活用されました。

NLPの活用による効果は6点あります。
・コミュニケーション能力の向上
・目標の達成
・感情のコントロール
・悪習慣の改善
・トラウマの解消
・セルフイメージの向上

例としては
・リフレーミング…物事の枠組みを別の観点から見ることです。例えば、大きな失敗をしてしまったことをいつまでも悔やむのではなく、そのケアに素早く対応し、事態の収集に努めることで、上司にも一目置いてもらえます。

・アンカーリング…動作→感情の一連の流れを別の状況でそのまま適用することです。例えば、いつもガミガミ怒ってくる上司がいてイライラしてしまうとします。人の話を聞くとき手を後ろに置くと相手が小さくなったと想像する自分ルールを作ります。これを上司が怒ってくるときに適応し、手を後ろに置き、聞くと、小さい上司が喋っていると一度想像できると思います。そうすると、少し気持ちに余裕が持てるかもしれません。こういった裏技のようなものもありますが、今回はNLPにおけるコミュニケーションの工夫方法を何通りか見ていこうと思います。

相手のフィールドに入る

現実そのものは客観的評価において変わりませんが、主観的評価によってはいくらでも変わります。
自分の見方が違うように相手の見方も違います。相手を理解し、尊重する姿勢こそが最重要事項です。

脳の機能の活用

まず、脳には検索能力というものがあり、精度の高い質問をする上で欠かせない能力です。例えば商談でいち早く核心を突かなくてはいけない時に重宝します。これは、日ごろの意識付けから少しづつ伸ばしていくしかありません。また、質問力は日ごろの自分への問いかけにも同様であり、自分の日々の生活をより良くするために出来ることを問いかけることで向上が狙えます。次に、フォーカス機能です。必要な情報を取捨選択する能力で、これは苦手意識克服のポイントに類似しています。自分が相手との会話に集中しなければならないのに、別のこと考えているのはとても失礼に値します。相手のフィールドに入り、理解する姿勢が大切です。

最後に、脳幹にある似たもの同士を好む本能です。相手との動作・姿勢・表情などを相手にわからないように真似することで、波長を合わせることができます。積極的に類維点を発見し、自分の敵でないことを心で認識できるようにするのも必要です。

ラポールを形成すること

人と人との関わりにおいて第一印象はとても大切です。自分自身ではそこまで不機嫌でなくても笑顔が少なかったり、挨拶がなかったりすると、相手に嫌な印象を与えてしまいます。嫌な印象を与えてしまえば、相手は意図的に距離を取り、関わることが減り、やがては無関心となってしまいます。これは苦手意識が形成される要因になりかねません。

次に、共通点を作ることです。話題や共通の趣味を話して見つければ良いとは言いますが、苦手意識を持っている人間にはそれが難しいから悩んでいます。そこで、最初の入りである挨拶をしっかりして、その後相手の動作や仕草、服装、髪型などをみて共通点を見出す方が楽です。目に付くほうが視覚に頼れる分、五感が刺激され、話の展開もいくらか楽でしょう。何話したらいいかわからないという方にはとても自然ですしお勧めです。また、共通の話題として天気や気温などもいいです。

次に、ステートを合わせます。ステートとは相手のテンションや様子であり、それに適した対応をするべきだということです。例えば、とても冷静な人にテンション高めでいっても敬遠されるはずです。こういった場合は、相手が見えなくなっています。最後に、ホメオスタシス同調です。これは、例えばとても元気で快活な人間の周囲にいるとこっちまで元気になることがあると思います。泣いている人間がいれば、こちらまで悲しくなってしまうのも同様です。

つまり、平常時から離れた分の感情は周囲に伝染するということです。泣きたいときは周囲に迷惑を掛けないように一人で泣いたほうがいいかもしれません。先ほどのステートを参考にしなくてはいけませんが、常に元気でいれば周りを元気にできることは確かです。人に与えることこそ人間関係の有益な一歩だと思います。

生活習慣を変える

苦手意識とは自分ができないことへの悪い感情のスパイラルであり、これは一種の習慣の結果でもあります。裏を返せば、良い生活習慣で出来れば、全く逆の結果になります。いますぐ、出来なかったことを悔やむのではなく、出来たことを喜び、出来なかったことを次できればいいやと思うようにしましょう。出来なかったことを細分化して、できる範囲から少しずつできるようにしましょう。こうすることで、ス有数とGOを繰り返すサイクルを作ります。

人間はすぐ変わりません。習慣でしか良いようにも悪いようにも自分を変えることはできません。ストレスの少ないサイクルを作り、少しずつ改善しましょう。大切なことは、出来なかったとを悔やむのではなく、出来たことを発見する良いサイクルです。

肩の力を抜く

初回公開日:2017年04月05日

記載されている内容は2017年04月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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