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情緒不安定か診断するためのチェック項目・症状・接し方

カテゴリ:自己啓発

更新日:2024年10月19日

相手に対して常に苛立ちを露わにする

恋愛をしていると、恋人の行動が予想と少し違っただけで、友達や他の人を相手では見られない怒りを覚えることがよくあります。これは愛情の裏返しでもあり、あなたが恋人にはこうあってほしいという無意識の期待があり、それが少し裏切られただけで気持ちが乱れ、苛立ってしまいます。それだけ恋人に対して強い関心を持っている証拠です。

情緒不安定の人の場合は感情の制御ができないために、あからさまに怒りを露わにして、恋人に対してヒステリーに感情をぶつけたり、感極まって急に泣き出したりと始末に負えません。

恋愛しているのに落ち込んでばかり

恋愛するにおいて大切なことは、自分の気持ちに確信を持ち、相手を信頼することです。恋愛中はたとえ何事もなくても、相手に対する疑惑は自然と生まれます。そんなときにできることはただ一つ、相手を信じることの他には何もありません。

しかし情緒不安定な人は不安と動揺によるストレスから容易に自己を見失い、恋人を信じるどころか、愛されていないのだとすぐに悲劇的な結論を出して深く落ち込んでしまいます。

情緒不安定な人は感情の制御が難しいため、せっかく恋愛をしているのにもかかわらず、楽しい顔よりもしょんぼりした顔をしている方がずっと多くなります。そればかりか、場合によっては感情の乱れから、心とは裏腹のとんでもない行動に出てしまうこともあるため、注意が必要です。

情緒不安定な人とお付き合いするには、そんな恋人でも温かく見守り、優しく包んであげるしかありません。

情緒不安定なのを治す方法

情緒不安定は自覚するのが難しく、知らない間に発生している場合がほとんどです。ですので情緒不安定と考えられる人を見つけたら、周囲の人がそれとなく気づかせてあげることも重要な事です。

また同じ情緒不安定でも感情の起伏が激しすぎ、症状があまりに酷い人は「全般性不安障害」の可能性があります。できるだけ早期に心療内科などを受診したり、臨床心理士のカウンセリングを受けるなど、専門家に相談することが必要です。

情緒不安定から脱出するための、簡単にできるセルフケアの方法がありますので、日頃から不安や悩み事などで心にストレスを感じている人は、ぜひ実行してみましょう。

起床時に毎朝深呼吸をする

日頃から不安や悩みで心にストレスを感じている人は、毎朝、ゆっくりと深く息を吸い込んで深呼吸をしてみましょう。一日のはじめに行うことで、ささくれ立った心をなじませて気分を落ち着かせましょう。また起床時に限らず、気分が重くなったときはいつでも深呼吸をすれば、心が自然と安らいで、情緒不安定を防ぐ効果が期待できます。

感じたことをその都度メモしておく

感情の乱れは文字にして書きだすことで、意外なほど気分を静める効果が期待できます。仕事の合間などに少しずつメモして、後で読み返してみるのも自己診断が容易にでき、感情を上手に制御するために有効です。時間が取れる人は、就寝前など一日の終わりに日記をつけるみたいにして書き連ねてもOKです。

楽しいと感じる趣味を見つけて熱中する

仕事や家庭でのストレスが原因で情緒不安定になりがちの人は、趣味などに没頭することで、脳が不安を感じる暇を与えないようにして、感情の乱れを克服しましょう。趣味がないという方は、仕事や勉強でも構いません。何かに集中することで、自然と感情が制御されます。

その他規則正しい生活を心がけるようつとめる

その他に情緒不安定を克服するために、毎日の生活で気をつけると良いことがあります。

・起床と就寝の時間を定め規則正しい生活サイクルを心がける
・栄養バランスのとれた食生活を心がける
・睡眠時間を十分にとる(6~7時間以上)
・ストレッチやウォーキングなど軽い運動を行う
・入浴やアロマテラピーを使用して気分をリラックスさせる

以上の気持ちを安定させるために有効なセルフケアを実践することで、情緒不安定な状態を予防することができます。しかし情緒不安定は人により、あるいは症状の違いによって効果的な対処方法が違ってきます。間違った方法を行うと、かえって症状を悪化させることもあるので、信頼できる医師やカウンセラーのアドバイスを受けながら、改善していくことが重要です。

また情緒不安定を始めとした精神不安を克服するために焦りは絶対に禁物です。心のケアを継続的に行うことで再発防止にもつながります。

情緒不安定な彼氏への対応方法

付き合い始めた彼氏が情緒不安定の場合、その人は感情の起伏が大きいため、あなたは何を考えているのか分からずに戸惑ってしまうことも多いでしょう。情緒不安定な彼は優しいと思えば急に冷たくなったり、ある時はひどい自己嫌悪に陥っていたりとコロコロと態度が変わります。そんな彼氏を上手に扱う方法をご紹介します。

彼氏の発言に惑わされない

情緒不安定な彼氏は感情のコントロールが困難なため、恋愛して楽しいという気持ちがあるのに、それを素直に受け入れる勇気を出せないため、すぐに恋人に対して不必要な疑惑を抱き、どうせすぐに嫌われてしまうといったふてくされた気持ちになってしまいます。

まるで小さな子供です。そんな彼は、時にあなたが傷つくような言葉を言ったりします。かと思うと、急に罪の意識にさいなまれ、申し訳ないといった態度を見せたり、もうわけがわかりません。

明るく優しくをモットーに

あなたはそんな彼氏の発言をできるだけまともに受け止めない事です。大好きな彼の言葉だけに、中々難しいですが、情緒不安定な彼と付き合うには大らかで広い心が必要です。ひどい嫌味を言われたとしても、明るく優しく「どうしてそんなことを言うの」と彼の不安な気持ちをそっと探ってあげます。そうすれば彼はあなたの前では安心して、情緒不安定から抜け出せます。

とにかく話を聞いてあげる

情緒不安定な彼氏は、不安や悩み事で常に心がストレスを受けているため、時にはそんなつらい気持ちをあなたにぶちまけることがあります。ですが話の内容は些細な事だったり、明らかに被害妄想的な解釈だったりとほとんどが他愛のない悩み事でしかありません。

そんなときに「そんなつまらないことで悩んではダメ」などとアドバイスすれば、情緒不安定な人は余計に傷ついてしまい、愚痴やボヤキが止まらなくなってしまうでしょう。

初回公開日:2017年11月08日

記載されている内容は2017年11月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。