大学生:卒業論文編 ~周りの力も頼りつつ集大成すべし~
学生生活の集大成です。今まで学習してきた知識に実験や統計データを組み合わせて、自分の卒論を書き上げます。書き上げる為に膨大な量の論文を読まなければいけませんが、やっていることは今まで勉強してきたことの応用です。
とはいっても、これはテストと違い、自分の力だけで完遂するものではありません。ゼミの仲間であったり指導教官でったり、自分の勉強した分野で研鑽してきた仲間がいます。挫けてしまった時は彼らからやる気を分けてもらいましょう。
こう言葉にすると抽象的ですが、自分の盲点となっていた所に気づくことができるのは同窓の仲間です。やる気を振り絞り、完成させる事は、長年勉強を続けてきたあなたにできないことではありません。自信を持って書き進めましょう。
勉強のやる気が出ないときにやる気を出す方法は?社会人編
「生涯学習」という言葉があるように、社会人になってもなお勉強をしなければいけない機会は存在します。例えば会社に資格を取るように命じられることもあるでしょうし、自分のスキルアップのために勉強をすることもあるでしょう。
学生の頃と違い、やる気がないとはいえ手をつけなければ、勉強を全くしないまま時間を湯水のように溶かすだけになってしまいます。仕事の時は仕事、勉強の時は勉強、趣味の時は趣味とメリハリをつけることが、安定して勉強に対するやる気をキープする一番の方法です。
もう自分の調子にまかせて無計画に勉強してみたり放置するのが無謀だということは経験的に知っています。無理は禁物なので、今までに培った自分のペースで継続的にやる気をキープしましょう。
勉強を始める前に読みたい名言集
なせば成る、なさねば成らぬ何事も。成らぬは人のなさけなりけり。
江戸時代後期、米沢藩主の上杉鷹山が家臣に教訓として詠み与えた歌です。「できそうもないことでも、その気になってやり通せばできるということ。」逆に言えば、やる気がないからといって何もしなければ自分の力になりませんね。何か一つ、何かをなすことが大成への近道です。
英語のことわざの、Where there is a will, there is a way.(意志ある所に道は開ける)もセットで覚えましょう。リンカーン大統領もこの言葉を演説に使ったそうですよ。
やる気をすっかりなくさない限り、失敗はありえない。 自分の内部から生まれる敗北以外に敗北はない。 心の弱さ以外に越えられない障害などない。
米国の作家のエルバート・ハバートの言葉です。負けたと思わない限りあなたは負けていません。やる気があれば、いつだって努力ができる。「自分は勉強なんかできないんだ」と決めつけない事が大切です。それこそ上の見出しように「なせば成る」のですから。
失敗しないための最も確かな方法は、成功しようと決心することである。
アイルランド出身の劇作家であるリチャード・ブリンズリー・シェリダンの言葉です。言霊の力は大きく、「失敗するのではないか」と思っていると本当に失敗してしまいます。
「自分は絶対に成功するんだ」と誓うことが、やる気アップに繋がり、勉強をより一層捗らせるでしょう。逆にテスト前に「全然勉強してないからテストやばい。」なんて言葉にしていると、本当にテストが無残な結果に終わってしまいますのでやめましょう。
英文だと、The surest way not to fail is to determine to succeed.となります。不定詞の使い方はマスターできていますか?
楽に勉強したい時に読みたい名言集
学問に王道なし
言葉だけみるとやる気を失ってしまいそうな言葉ですね。これはギリシャの数学者ユークリッドが、エジプト王トレミーに「もっと簡単に幾何学を学ぶ方法はないのか」と聞かれ、「幾何学に王道なし」と答えたという故事に基づくそうです。
ですが、王道はないといいつつ、先人たちはいろんな勉強方法を編み出していますね。その中にやる気を出しやすいように工夫されているものもあれば、みんなが使う「お決まりの方法」もある。
ユークリッドが言うように、「簡単に幾何学を学ぶ方法」はありません。ですが、「一番効率的に勉強をする方法」は人から人へと伝わって行き、それが学習法として体系化されています。そういった効率化された勉強法こそ「王道」ではないのでしょうか?
自分で考えた奇抜な勉強法を試してみるのもいいですが、皆が使う勉強法には、皆が使っている良さや理由がちゃんとありますよ。
英語では、 There is no royal road to learning.といいます。【There is no~.】の構文は受験でも頻出なのでうまく訳せるようにしましょう。
学問をするのに,簡単な道など無い。だから、ただ学問の険しい山を登る苦労をいとわない者だけが、輝かしい絶頂を極める希望をもつのだ。
『資本論』を唱えたカール・マルクスの言葉です。やはり、勉強をする上で「楽さ」をもとめるのは得策ではなさそうです。ですが、明けない夜がないように、どんなに難しい単元も諦めずに勉強し続ければスッキリ理解することができます。努力し理解した後に、輝かしい絶頂を拝む事ができるのです。
学べば学ぶほど、自分が何も知らなかった事に気づく、気づけば気づくほどまた学びたくなる。
相対性理論で有名なアインシュタイン博士の言葉です。だらだら勉強を続ける事は苦痛な程につまらないですが、何か難しい問題を自分の手で解けた時、もっと難しい問題を解けるようになりたいと思う事はありませんか?
また、ある単元を理解したと思ったら、もっとわからないようなことが見えてきます。例えば、割り切れる割り算を覚えた後、割り切れない割り算をどうやって計算するかは気になりませんでしたか?
勉強は終わりのない冒険です。学べば学ぶ程新しい事を知る事ができます。その快楽を一度覚えると、勉強へのやる気が段違いに大きくなるに違いありません。
英語では、The more I learn, the more I realize I don’t know. The more I realize I don’t know, the more I want to learn.といいます。比較級を使った構文としてチェックしましょう。
勉強のやる気が出ない時に読みたい名言
やる気があるときなら、誰でもできる。本当の成功者は、やる気がないときでもやる。
やる気を持続させる為に勉強の間に気晴らしをするのは決して悪いことではありませんが、気晴らしの合間に勉強をする程他のことに熱中してしまっては意味はありません。
残念ながら、誰にでもやる気が出ない瞬間は数え切れない程訪れます。そういう時は、いつも程捗らなくていいので、何かを勉強しましょう。
単元を変えてみたり、勉強法を変えてみたり、音読してみる等して、少しリフレッシュした勉強法を試してみましょう。
英文だと、Anyone can do something when they WANT to do it. Really successful people do things when they don t want to do it. 「Anyone」の意味が誰でもになる使い方も、押さえておきましょう。
初回公開日:2017年08月18日
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